釣行日:2023年2月5日 場所:兵庫県高砂市高砂西港(先端波止) 釣法:チヌふかせ釣り
〇温排水場ならチヌが釣れる?
日々寒くて困りますね~。それも当然で、1月末~2月は1年で一番海水温が下がる時期でもあります。
地元播州の釣り場でも、魚を釣り上げることが、非常に難しくなっています。
そんな中、前回(2023.1.29)、高砂西港の湾奥で、夕まずめに良型メバルを3匹ゲットしました。
前回のメバル釣行記事👇
この西港湾奥は、小さい温排水口があるので、温排水目当てに魚が寄って来る場所です。そんな場所で、メバルが釣れたので、もっと大きな温排水口のある場所なら、チヌが簡単に釣れるのでは!?と思い、今回高砂西港の先端堤防に、釣り仲間のたまご君と行くことにしました。
最近よく一緒に行くたまご君👇
〇高砂西港の先端堤防の紹介
この場所は、高砂西港の湾口部に位置する堤防です。外海に接する場所なので、大型の魚が出入りしてそうな場所でもあります。
高砂西港の先端波止👇
また、この釣り場は某化学メーカーの工場から流れ出る、少し大きめの温排水口があります。この寒の時期は、温水目当てで、多くのチヌが寄ってきているはずなので、今回はそれを狙う魂胆です。
温排水口👇
〇この釣り場への行き方
この釣り場へは、少ししんどいルートを通ることになります。というのも、駐車スペースからかなり離れたポイントになる上、テトラ上を延々と約1.2㎞歩いて来るからです。
高砂港からのルート👇
1.2㎞の平坦な道なら、大したことないのですが、不安定なテトラ上での1.2㎞徒歩移動は、なかなか疲れるルートです。
さらにこの日は、夜明け前に歩いたので、あたりはまだ暗かったです。ヘッドライトはつけていたのですが、テトラから足を踏み外さない様、ゆっくりと、30分かけて釣り場まで歩いていきました。
テトラの上を歩いていく👇
また、荷物(クーラーとバッカン)は手で持って行くと、手が疲れて痺れてしまうので、背負子(しょいこ)を使って、クーラーとバッカンは持って行くことに。
背負子に荷物を載せた状態👇
おすすめの背負子👇
背負子 アルミキャリーカート BB-903 (Mサイズ) バックパック
ちなみに、あまり紹介したくはないのですが、楽な秘密のルートがあります。それは、港の丘公園から、化学工場の敷地内を突っ切って歩いて来るルートです。
楽な方のルート👇
このルートは1㎞弱の距離な上、テトラでは無く、比較的フラットな、護岸を歩いて行けるので、非常に楽ですし、安全です。
ただ、途中で作業中の職員さんに見つかると、当然注意を受けます。職員さんのいない時間(行きは早朝→帰りは昼休みなど)に通行する、もしくはばったり会ってしまったら笑顔で会釈、注意されたら朗らかに「すいませんでした~」とお詫びしましょう。
問題視されると、このルートも完全通行禁止になるばかりか、釣り場も立ち入り禁止になってしまう可能性もあるので、節度を持って対応したいところです。
〇釣果について
残念なことに、この日は持ち帰りの魚は釣れませんでした(つまりボウズです)。
ただ、エサ取りのフグは3匹釣ったので、現実には完全ボウズではありません
☝負け惜しみ(T_T)
3匹の小フグちゃんたち👇
〇釣り状況
1.2㎞のテトラ帯を横断し、ようやく釣り場についた時間は、朝の6時過ぎでした。2月になったものの、まだ日の出は遅く感じます。
のそのそ準備をしていたら、30分後に夜が明けました。
堤防の写真①👇
堤防の写真②👇
最初釣り座は、温排水口の真上に陣取ります。
最初の釣り座👇
まあ、しかしこの温排水口の前にはおびただしいほどのボラが体を温めています。
気持ち悪いくらいのボラの大群👇
このボラの下にきっとチヌも泳いでいるはず・・・。そう信じて、釣りを続けるのですが、全然チヌが喰ってきません。
喰ってくるのはフグばかりです(T_T)
釣れたフグは計3匹でしたが、釣り針ごとハリスを切られること約10回。最初2ヒロ取っていたハリスが、1ヒロまで短くなってしまいました(T_T)
2時間程温排水側でやっていたのですが、フグしか食って来ない状態に業を煮やし、反対側の温水の影響のない方の釣り座に移動しました。
変更した釣り座👇
こちら側は4〜5ヒロと深く、潮が緩く流れている、非常にチヌが喰ってきやすそうな、いい雰囲気の釣り座だったのですが、
結局ウキが沈むことはありませんでした。
〇まとめ
残念ながら、この日は魚を持ち帰ることは、できませんでした。ただ、あまり行ったことのない釣り場だったこともあり、いい開拓が出来たのではないかと思います。
もし、次回行くことがあれば、最初から湾側(温排水口のない側)を攻めたいと思います。朝まずめであれば、この寒い時期でも、チヌが釣れそうな非常に雰囲気のある堤防でしたので・・・。
それでは、今回はこの辺で・・・。