調理日:2022年7月23日 食材:キビレ
〇久々に魚持ち帰ってきました!
さて、この日夜釣りに行って、40㎝のキビレを仕留めて帰ってきました。
釣り様子は👇の記事をチェック
まあしかし、魚を持ち帰って来るのは久しぶりです!なぜなら、最近ボウズ続きだったから(T_T)
このキビレ君ですが、そもそもウナギ狙いに行って釣れた、だいぶ川よりに生きていた魚ですので、クサかったです。しかし、臭いなど調理方法でどうとでもなります。
今回はクサみを感じないように、フライにしていきます。臭いさえ取ってしまえば、本来チヌやキビレは旨味にあふれている魚なので、とても美味しく食べられます。
フライ👇
当然、下処理の段階で、しっかり臭いを取る工夫を施していきます。
〇調理実況
調理開始です。なお、今回は調理全ての工程は紹介しません。ポイントのみを紹介して行きます。魚の捌き方について詳しく知りたい方は、下の記事で細かく解説していますので、そちらをご覧ください。
チヌの捌き方紹介👇
まずは下処理(うろこ落とし、内臓抜き)をします。このうろこ取りの後、しっかり包丁でヌメリをしごき落とします。このヌメリが臭みの元なので、しっかり落とすと、だいぶ味が変わってきます。
包丁でヌメリ取り作業👇
下処理が終わったら、三枚おろし+サクにおろします。
三枚に卸す👇
サク状態にまで捌き完了👇
さて、サクの端を切って味見すると、なんとも鼻の奥まで抜きぬけるような、クサみがありました。
こんな時は、やはり究極の臭み抜き料理、『フライ』にしていくしかありません。
〇身はフライに
身は、少し厚めに袖切りにし、小麦粉→水溶き卵→パン粉を付けて、捨てずに取っておいた、スーパーのスチロールトレーに並べていきます。
フライの身をトレーに並べていく👇
こうすると、身が残った場合、ラップをすれば、そのまま冷凍庫にインできるので、簡単で便利です。
〇実食
フライにすると、やはり全然臭くないですね( ^ω^ )
それどころか、表面はサクサク、中からはチヌの旨味がじゅわ~と滲み出してきます。そして、揚げ物の濃さを、キレの良いストロング系のチューハイが、口の中をさっぱり洗い流し、これがよく合います。
これぞ夏の至福!
最初、上の写真分だけ揚げたんですが、全然足りなくて追加でどんどん揚げてしまい、結局全部食べてしまいました(汗)
〇まとめ
今回のキビレ君は、残念ながらチト臭かったです。そのため、刺身で食べるのを断念し、フライにしました。この判断が大正解!もちろん、刺身で食べたかったのですが、それはまた、今度の楽しみに取っておきます。
このように、ちょっと臭う場合は、それに適した調理をするだけで、非常に美味しい料理に変貌したりします。もともとチヌは、旨さのポテンシャルが高い魚ですので、生で臭みを感じても、クサみを抜く調理法でなんとでもなります。
皆さんも是非、夏チヌのフライ試してみてください!
それでは今回はこの辺で・・・。
刺身に飽きたり生魚が苦手な子供にも揚げて食べるとまた別モノになりますな。
揚げたてのアツアツを頂くのは本当に美味しい。キビレも満足したことでしょう。