〇なめろうにしよう
先程釣ってきたアジを調理していきます。ただ、翌日仕事なので、あまり時間をかけたくないし、かと言って、生食以外で食べたくない。。。そうだ、なめろうを作ろうと思い、釣ったアジをなめろうに調理していきます。なお、夜サビキの模様は下の釣行日誌を確認して見てください。
〇なめろうとは
簡単に言うと、なめろうとは生の身を細かく叩き、ミンチ状にしたものです。お好みでおろしショウガやネギを混ぜて食べると、なお美味しく頂けます。アジを刺身にする場合は、3枚おろし→皮引き→中骨取り→切り身にスライスの工程になりますが、なめろうなら皮引きした後、ミンチにしますので、若干工程が楽になります。と言っても、10匹のアジを3枚おろし、皮引きまでするのは結構手間がかかるってしまいますが、美味しいなめろうを食すため頑張ります。
〇アジの下処理
それでは捌いていきます。今回は10匹ともすべてなめろうにしていきます。
ゼイゴを取ります。
うろこを取ります。
首の付け根に切り込みを入れます。
素手で頭と内臓を取ります。
指でお腹に残った内臓を取り出し、血合いを洗います。
水洗いをして、クッキングペーパーで水気を取ります。
ここまでが、下処理になります。
〇3枚おろしと皮引き
次に3枚におろしていきます。
腹骨を切り落とします。
素手で皮をむきます。
氷水に入れて、一度しめます(この時、表面についている細かいうろこも洗い落とします)。
再びクッキングシートで余分な水気を切ります。
ここまでが捌きになります。アジを刺身や、ゴマアジなど、生食する場合はここまでの工程は一緒になります。
〇なめろうにしていく
冷凍しておいたおろしショウガを適量こそぎ落します。
アジを細かく切っていきます。
包丁でたたいて、ミンチ状にしていきます。その際、用意しておいたおろしショウガも混ぜ合わせていきます。
本当はここで刻んだネギを混ぜ合わせて、包丁で叩いていくのですが、今回は焦っていたため忘れていました。まあ、ショウガだけでも良しとします。ちなみになぜかはわかりませんが、アジとショウガは抜群に合います。なめろうでは直接ショウガとアジの身が練り合わせるので、刺身で食べるよりショウガとのマッチング感が上がります。
〇完成
醤油につけて食べてもいいですし、上から醤油をかけて食べてもいいです。何にしてもビールに合う一品となりました。
なめろうは、3枚おろし、皮引きなど、さしみよりはましな手間でしたが、それでも手間がかかってしまいます。サビキで釣った小魚の場合は、フライ、南蛮漬けなどの揚げ料理や、甘露煮などのまとめて煮込む料理の方が楽ではあります。また、どこかの機会でそんな調理方法も紹介しようと思います。
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