十三段 チヌふかせ釣行

釣行日:2021年10月24日 場所:姫路市大塩町十三段 釣法:ふかせ釣り

〇新規の釣り場開拓

前回は念願の青物を釣ることができました。

また、しばらく青物を追いかけていたので、最近加古川尻ばかり行っていました。

ですが、冬の寒い時期にもチヌが釣れそうなところを、この秋の内に開拓しておきたいところです。

そこで今回は、家からは若干遠くなる、十三段と呼ばれる波止へ、チヌ狙いのふかせ釣行に行きました。

この場所でふかせ釣りをするのは、実は初めてです。

過去に1度投げ釣りでアナゴを爆釣したことがある場所です。

〇釣果結果

チヌは居てそうだったのですが、最後の方はサヨリの大群が沸きに沸いて、釣りにならないような厳しい展開になってしまいました。

そんな中で、なんとかチヌ(35cm位)とグレ(30cm位)が1匹ずつ釣れ、お持ち帰りしました(詳細は下の釣り状況の項にて)。

どちらとも、お腹がでっぷり太っていてとても美味しそうでした(^^♪

実際持って帰って捌いて食べましたが、だいぶ油がのって来てて、大変美味しゅうございました(^^♪

〇YOUTUBE動画

今回の釣りの様子もYOUTUBEで動画を投稿しています。👇にリンクを埋め込んでおきますので、ご視聴よろしくお願いします。

〇十三段の場所説明

十三段は山陽曽根駅から、天川の西側沿いに、南にまっすぐ下ったところにある、少し沖に突き出した堤防です。

堤防そのものはシンプルな作りで、岸近くの根元の部分は敷石が詰められています。

先端は堤防形状ですが、その接続部は一部テトラが入れられています。

釣り座は先端堤防部分の岸側近くに置きました。この日は先端部分に、そこそこ人がいたので、割とスペースが開いていた場所に陣取りました。

〇タックル&仕掛け

今回の場所はほぼ初見のポイントということもあり、様子見の意味合いからベーシックなタックルと仕掛けを組みます。

また、オキアミが有効か、ネリエが有効かもわからないので、オキアミを玉ウキ仕掛けで、ネリエを棒ウキ仕掛けでできるよう、タックルを2竿組みました。

基本的に、サシエはオキアミ(玉ウキの竿)で攻めますが、時折ネリエも投入します。

もしネリエ好きなチヌがいれば、すぐ食ってくるはずです。

ちなみに、2本竿を出すときは、いつもはどちらの竿も1.5号にするのですが、今回はメイン(玉ウキの方)を1号竿にしました。

理由は最近寒くなってきたため、活性が下がり、1号でも取れるだろうという判断です。

号数の低い磯竿で、チヌとのやり取りは、竿が曲がる分、すこぶる楽しいです。


宇崎日新 ロッド プロスペック ISO 1号 500

思いっきり竿を曲げつつ、取れるか取れないかのドキドキ感を味わう釣りは、ふかせ釣りの醍醐味と言ってもいいでしょう。

〇釣り状況

最近はだいぶ朝が寒くて、起きるのがきつくなってきました。そのため、がっつり寝坊してしまい、釣り開始が12時前とほとんど昼からの釣りになってしまいました(;^ω^)

タックルを2竿で分け、オキアミと、ネリエを交互に試しながら、釣りをしていましたが、この場所ではオキアミの方がよさそうです。

何度か針掛かりまでは至りませんが、ウキにあたりが出るのが、オキアミの方でした。

釣りを開始して約1時間、あたりはあれど、なかなか針掛かりしないので、当たってから合わせるまでを、かなり待つ戦法をとります。

ウキが沈んで待って待って待ってから、合わせるとようやく乗りました!

竿が大きくしなり、ゴンゴンと叩くような反応!チヌでしょう!それもでかい!

一進一退のやり取りが続きます。寄せては糸を巻き、そして潜られると糸を出し…。

何とかして竿を持ち上げた時、一瞬魚影が見えました。

はいそうです。チヌではなくボラでした~(ガックリ)。

でもまあ、タモ入れまでは頑張り上げましょう。

息をすわせるため、竿をさらに持ち上げると、結局針が外れました(オートリリース完了👍)。

まあ、でもよく1号竿で、ボラを水面まで持ってこれました。

正直なところ、このやり取りは、かなり楽しかったです(*^▽^*)

その10分ほど後のことです。

再びあたりを、待って待ってしてから合わせると、今度は上下に良く動く魚です。

先程のこともあって、「ボラじゃないか?」と思いつつやり取りしていると、今度はまさかのチヌでした💦

しかもお腹パンパン!うまそ~~😋

この後、小ボラに小チヌとお持ち帰りする魚種やサイズでは無いものの、ぽつぽつと釣れ続けました。

小ボラ(リリース)

小チヌ(リリース)

14時過ぎ。釣り開始から2時間経過した位です。マキエに大量のサヨリとボラが寄って来ました。

最初に釣ったボラの引きがなかなかだったので、あえてここで狙ってみます。

ハリスの真ん中にあたりウキを付け、タナを1ヒロにします。

ちなみにこのあたりウキは、ハリス内の好きな箇所で、あたりウキをゴム止めする仕組みになっています。

ウキ止めゴムも針先から通して行けば、ハリス内に通るので、ハリスやミチイトを切る必要がありません。

そのため、簡単に着脱ができるので、浅棚に何がいるかを調べる時には大変便利です!


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仕掛け変更直後、あたりウキが勢い良く沈みます!合わせてみると、良く引く魚です!

水面下に見える魚影はグレ!

ここで1つミスをしました。グレは足元の根に潜ろうとするので、寄せた後からが勝負です。

ところがそのことを忘れていたため、竿を一瞬のされてしまい、根に入られてしまいました。

竿尻を叩いたり、糸を緩めて出てくるのを待ったりしていましたが、出てきません。

上記の失念が悔やまれます(/ω\)

あきらめてライン切ろうと、糸を手で手繰り寄せ引っ張ると、するっと魚が根から引っ張り出せました。

危うくバラすところでしたが、グレGET(しかも腹パンパン!)当然こいつは持ち帰ります!

さらに、釣り開始から3時間余り経った15時過ぎ。

サヨリとボラはマキエにますます群がっていきます。

あたりウキでボラをねちねち狙っていたのですが、ようやくHITすることができました。

単純にボラはグレ、チヌより大きいので引きます!昔はやり取りの練習を、よくボラでやったものですが、良く走ります!

十分やり取りを楽しんで、ボラの体力ゲージをゼロにしたところで、タモにイン!

針を外してリリースです。

その後はサヨリが沸いて沸いて釣りになりませんでした。サシエを付けて仕掛けを投入しても、一瞬で無くなる瞬殺の状態でした。

結局夕方4時過ぎまで粘りましたが、マキエが尽きて終了です。



〇まとめ

初めてのふかせをした場所にしては、35㎝のチヌと30㎝のグレ1匹ずつの、まあまあの釣果でした。

今回の釣り座では上記の結果でしたが、帰りに海を見ながら堤防を岸側へ歩いていると、岸の近くの浅い所で、5~6匹はチヌが泳いでいるのが見えていました。

もしかすると、今回の僕がいたポイントではこんなものでしたが、もっと魚影が濃いポイント(ど先端とか、テトラが一部入っている当たり)なのかもしれません。

まあ、こんな感じで、今後も色々な釣り場をもっと開拓していきたいと思った釣行でした。

それでは今回はこの辺で。

前回のチヌふかせ釣行日誌👇

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