洲本の巨ハモを捌いて食べてみた

調理日:2023年8月28日 食材:ハモ(淡路島洲本産)

〇メーターオーバーの巨ハモ

前日、前々日に淡路島の洲本一文字に釣り仲間4人で、釣りキャンプに行ってきました。

その際、メンバーの1人が、巨ハモをゲット!サイズはなんと1m10cmの超ビックサイズ!

メーターオーバーの巨ハモ👇

ちなみに、釣りあげた本人は魚を捌かない人なので、巨ハモをテルちゃん(筆者)に譲ってくれることに。

なお、巨ハモゲットの釣行記事は👇にリンクを張り付けておきますので、気になる方は読んでみてください。

〇YOUTUBE動画

今回の釣りの様子も、YOUTUBEに動画投稿しています。

👇をクリックすれば視聴できますので、よろしければクリックお願いします。

〇ヌメリ落とし

このハモという魚、表面がかなりヌメっていました。魚あるあるなのですが、ヌメリは臭みの元にしかなりません。このヌメリをしっかり落とすことが、旨味に直結します!

という訳で、まずは包丁でヌメリをしごき落としていきます。

ちなみに、うろこは無く、うろこ落としの代わりにヌメリ落としの作業がある感じです。

今度は、包丁で落とし切れなかったヌメリを、アルミスポンジでゴシゴシと落としていきます。

アルミスポンジでゴシゴシこすると、皮がボロボロになりそうな感じですが、思ったより皮が分厚いので問題ありませんでした。


3M スポンジ たわし キッチン 抗菌 アルミ蒸着ネット スコッチブライト NT-02K

次に、頭を落とし、お腹を割って内臓を取り出します。

頭落とし👇

ちなみに、お腹の中には卵が入っていました。夏が旬というだけあって、乗っ込みが夏なんですね~、と変なところで関心してしまうテルちゃん。

内臓出し👇

内臓を出したら、血合いを歯ブラシでこする様にして、落としていきます。

水できれいに洗ったら、クッキングペーパーで水気を拭き取りましょう。

〇3枚おろし

このハモですが、頭と尻尾を落としても、まだでかすぎるので、真ん中らへんで2つに切ってしまいます。

ネット上で、ハモの捌き方を調べると、難しそうな捌き方(2枚割り→背骨すき取る→背びれを引っ張って取る)を紹介していましたが、難しそうだったので、いつも捌いているチヌの要領で、3枚おろしにしていきます。

背側を割る(胴部)

背側を割る(尾部)

腹側を割る(尾部)

腹骨の根元を切る

尻尾から頭に向かって包丁を入れる

腹骨をすき取る

すると、綺麗に3枚に卸せました

腹側3枚おろし完了👇

尻尾側も同様の方法で、3枚に卸します。

尻尾側の3枚おろし完了👇

〇骨切り

さあ、やって参りました!ハモ調理最大の難関!

HONEGIRI!

ただ、素人捌きなので、綺麗にさばけなくて、全然OK!という感じでやって行きます。

ポイントは皮まで切ってしまってもいいので、しっかり包丁を入れることらしいです。

小骨が切れずに残っていると、口の中で骨が当たってしまうとからだとか・・・。

という訳で、3㎜ピッチ位でザクザクと切っていきます。

骨切り(胴部)👇

骨切り(尾部)👇

ゆっくりですが、しっかり包丁を皮まで入れれたと思います。

骨切り終了👇

〇炙りと湯引き

ちなみに、炙りも湯引きも同じで、皮目に熱をしっかり入れるのがコツだそうです。

まずは炙りから作っていきます。

最初は皮目から炙っていきます。

ひっくり返して、身側も炙ります。

炙った後は、トレーに入れて、冷凍庫に放り込んでおきます。


【Amazon.co.jp 限定】新富士バーナー 日本製 パワートーチ ガスバーナー 炙り調理 溶接 火力調節 火口径:22mm 小型 ブラック RZ-730SBK

湯引きも作っていきます。鍋に水を入れ、煮立ったら、ザルなどに皮目を下にした、ハモの身を置きます。

ザルを浅めに鍋に付け、皮を重点的に湯がいていきます。

皮にしっかり熱が入ったら、ザルを深めに鍋に浸し、身側を湯がいていきます。

湯がいた身を氷水に漬けます。

熱が取れたら、クッキングペーパーで余分な水分を取ります。

酢味噌(市販品)をかければ、完成です。

※すいません、テルちゃんは梅肉が苦手なので、酢味噌でいただきます😔

最後に、冷凍庫で冷やしていた炙りを取り出し、皿に盛り付けます。

炙りと湯引きの完成です(ビールを忘れずに添えておきます)。

〇気になるお味は?

こんなでっかいハモなんて、小骨がボリボリ口に当たって、美味しくないんだろうな~、と思っていたら・・・

メチャクチャ美味しかったです!

しっかり、皮目まで骨切りをしておけば、小骨があたることはまずありません!

特に、炙りがめっちゃうまい!

肉汁が口内にあふれ出て、たまらんかったです!

湯引きも旨かったのですが、残念ながら、若干臭みが残っていました。最初のぬめり取りがいかに大事が、これでわかった感じです😔

ただ、臭みが若干残ったものの、湯引きも非常に淡泊な味なのに、どっしりとした食感があり、申し分なく美味しかったです!



〇まとめ

という訳で、今回は化け物ハモを、何とか捌いて食べてみました。初めて捌いた割には、上手く調理できたと思います。

ただ、炙りが旨すぎたので、次回ハモが手に入った際は、全部炙りにしてしまいそうです。

早く、もう一度洲本に釣りに行かなければいけませんね(笑)

正直このサイズでは、骨切りしても、喰えた代物ではないだろうと、思っていた自分が、今となっては恥ずかしいです。

皆さんも、モンスターハモが釣れても、決してドン引きせずに、頑張って調理して見てください!

この魚、サイズがどうだろうと、絶対美味いですから!

また、こういった「化け物を捌いて食べてみた」といった記事も、ちょくちょく投稿していければなと思います。

それでは今回はこの辺で・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA