ボラをかわしてチヌゲット@鰯浜

釣行日:2023年9月15日 場所:兵庫県相生市鰯浜 釣法:フカセ釣り

〇鰯浜リベンジ

相生市の南に位置する鰯浜漁港。ここのチヌは、この地域で盛んに養殖されている牡蛎を食べているため、非常に美味なチヌです。

鰯浜新波止の先端👇

ただ、魚影は濃いのに、いざフカセで狙ってみると、HITさせるのが難しい場所でもあります。

美味しい魚は、それ相応に難しい😩

ということでしょう。

7月初めにも、この鰯浜でチヌ釣行に挑んだのですが、その時も40㎝が1匹と、ふがいない結果に終わりました。

前回鰯浜釣行の記事👇

そこで、今回のリベンジは、数を釣ることが目標です🌝



〇釣果

結果的に、チヌは3枚ゲットでき、数では前回を超えることが出来ました。

釣果写真👇

しかし、25~30㎝tと小さい型ばかり…。

40㎝オーバーのチヌも、岸壁でうようよしているのが見えているだけに、悔しかったです。

〇YOUTUBE動画

今回の釣りの様子も、YOUTUBEに動画投稿しています。

をクリックすれば視聴できますので、よろしければご視聴お願いします。

〇釣り状況

ここのチヌは、概述の通り、食いが渋く、釣るのが難しい場所です。

タックルもそうですが、ウキ、マキエ、サシエをそれぞれ工夫することが、重要な場所です。

タックル&仕掛け①👇

今回の工夫

・ハリスを通常1.5号のところ1.25号に

・ウキを小粒で高浮力のウェーブマスターのサイズS浮力3Bを使用👇


DUEL(デュエル) フカセウキ TGウェーブマスター S 3B 自重:4.6g G1305- 磯釣り

・バリエーションあるサシエを用意👇

朝一釣り開始早々は、岸壁に近い、キワ(1.5m以内)をじっくり攻めていきます(タナ3ヒロ)。

すると、さっそくエサ取りが、釣れるわ釣れるわ😅

チャリコ👇

ガシラ👇

そんなエサ取りに交じって、チヌ1枚目(30㎝)が喰ってきました。

朝まずめのチヌファイト👇

1枚目は30㎝👇

出だしは、まずまず!

とテンションが上がりますが、

そこからチヌが釣れません😓

狙いを岸壁から、竿1.5~2本(7~10m)程のポイントへちょい遠投することに(タナ4~5ヒロ)。

この竿1.5~2ヒロのポイントが、ちょうど掛け上がりになっていて、チヌが好きそうな、底形状をしているのです。

ちょい遠投ポイント👇

少しすると、後ろで釣りをしていたおじさんから、タモ入れヘルプのお声が!

タモ入れすると、なんと30㎝オーバーのアイゴでした!

おじさんが釣ったアイゴ👇

何とも、こんなサイズのアイゴがいるなんて、ほんと魚影濃い場所ですね😅

その直後、テルちゃんも、小さいながらチヌ2枚目をゲット。

ただ、あたりが無く、回収しようとしたら、居食いしていたという、なんともすっきりしない釣れ方でした。

チヌ2枚目(25㎝)👇

その後、まーったくチヌが釣れず、悪いことにボラが乱舞する始末に。

表層を乱舞するボラ達👇

〇秘策その① マキエで分断

ここで、ボラをかわすための秘策①を実行します!

まず、仕掛けを投入する前に、2杯ほどマキエを遠投します。

まず沖にボラを集める👇

ボラの大群が遠投したマキエに引き付けられている間に、仕掛けを投入、すかさずウキ周辺にマキエを撒きます。

本命マキエをウキ周りに撒く👇

このボラ分断マキエワークで、ボラからサシエを守ります!

ただ、難点はマキエの消費が多いことと、マキエで分断しても

少数のボラがサシエを喰ってくることです。

ここまでしても、釣れるボラ😅👇

〇秘策 その② 全層ウキ沈め

ここで、ボラをかわす秘策②を実行!

黒魂FUWARIの000号を使います。

このウキは浮力がマイナスで、自重で沈んでゆくタイプのウキです。

さらに、横にキープしながら沈むので、サシエ→サルカン→ウキ→竿先と、ラインが一直線になり、あたりがわかりやすいのが特徴です。

黒魂 HUWARI 000号👇


キザクラ(kizakura) 黒魂 黒魂HUWARI L 000 ディウープイエロー 03472

しかし、ただ単に全層沈めをしただけでは、ボラはかわせません。

思い切って、ウキの手前1ヒロ~2ヒロ位のところに、マキエを打ちます。

手前にマキエを打つ👇

こうすることで、ボラは手前に寄せることができ、サシエはマキエ投入点の沖5ヒロから沈んで行きます。

投入直後のイメージ図👇

そして、「サシエからマキエ投入点の距離=深さ」、にすることが重要なポイントです。

こうすれば、サシエをボラや小魚に喰われずに、底まで到達でき、底でマキエと同調させることが出来るのです。

底で同調するイメージ👇

ただし、ウキは沈んでいて見えないので、ミチイトを少しハリ気味にして、竿先であたりを取る必要があります。

そして、

この作戦が当たりました!

竿先に注目👇

チヌ3枚目(30㎝)を、追加することに成功したのです!

チヌ3枚目👇

そして、この3枚目を釣ったところで、釣り終了としました。



〇まとめ

前回より、枚数は増えたものの、

やはり鰯浜のチヌは手ごわかったです。

そもそも、今回も前回も、マキエとサシエに、生オキアミを使用していたのが、まずかったのでしょうね。

これだけ、魚影が濃い場所なら、ボイルを使うのが必須だと反省しました。

まあ、そんな中、型は小さいながら、チヌ3枚釣れてよかったです。普段は集中力を要するので、あまりやらない全層沈めが、はまりました。

やっぱ、全層沈め釣法って、釣れるので、反則技ですよね~

冬の活性低い時期でも、チヌが釣れる釣法なので、是非読者の皆さんも試してみてくださいね。

それでは今回はこの辺で・・・。

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