マダイふかせ釣り講座 #1マダイふかせ釣りの魅力

〇マダイという魚について

マダイは日本で最も有名な魚の1種ではないでしょうか。釣りをしたことが無い人でも、その名前は知っていると思います。回転寿司やスーパーでも、お馴染みの魚であり、一般には高級魚として取り扱われる魚です。

そんな有名な魚ですが、意外と日本中どこの海にも生息しています。ただ、さすがに都市近郊の沿岸部(チヌを狙う河口など)では、子ダイ(以下チャリコ)は釣れますが、さすがに成魚のマダイは釣れません。

沿岸部で釣れる子ダイ(チャリコ)👇

マダイの成魚は、少し沖の深い場所に生息しています。そのため、船で狙うのが一般的です。しかしながら、場所によっては陸っぱりのふかせ釣りで大型マダイを狙える場所も存在します(渡船で沖の深さがある堤防や磯など、または海峡の近くの潮が早い場所など)。

マダイふかせ釣りの魅力の1つは、この有名なマダイを自分自身の手でGETしたときの感動だと思います。

〇マダイをふかせ釣りで狙う難しさ

この魚は釣りのターゲットとしても一級品です。マダイはサシエをひったくる様に食ってくるので、ウキが消し込むようにあたりが出ます。また、引きも強烈なので、弱いタックルだと割り箸を折るかの様に、竿をへし折っていきます。さらに陸っぱりのふかせ釣りでは、船釣りと異なり、ばらす可能性が非常に高い釣りです。

ばらした直後👇

しかし、このばらした時の悔しさが、また魅力にもなっています。マダイふかせの魅力2点目は、獲ることが難しいターゲットをあえてバラシ確立の高い、ふかせ釣りで獲ることでしょう。そして、獲ることができた時の感動がより大きいことな何より自信を感動させます。豪快なファイトの末、海面下に白い魚体がうっすら見えた時の高揚感は、たまりません。

白い魚影が浮かび上がる瞬間👇

このように、色々な壁があるものの、時期と場所、方法さえ間違えなければ、決して手の届かない魚ではありません。

〇マダイふかせ講座の連載について

今回、マダイをふかせ釣り方法について、僕の持っている経験や情報を記事にしていこうと思います。確かにチヌのように、どこでも釣れる魚では有りません。ですが、釣れる場所へ少し遠征する程度で、十分狙える魚です。

一度はマダイを釣ってみたいと思っている読者の方々へ、少しでもお手伝いが出来ればと思い、今回の連載を始めることにしました。

この連載シリーズは、ふかせ釣りをやっていらっしゃる方が読んでいる前提で、記事を書き進めていきます。

もし、ふかせ釣りをやったことが無い方は、聞きなれない用語や道具名が出てくるかもしれません。その辺の解説は、「初心者のためのチヌふかせ釣り講座」の連載記事で説明をしていますので、そちらも良かったら読んでみてください。

〇まとめ

マダイは高級魚で、漁業関係者しか釣ることが出来ない、手の届かない遠い存在と思っている方に朗報です。マダイは意外に身近な高級魚です。本マグロ程遠い存在ではありません。

筆者が行けるマダイポイントとして、明石や淡路島、家島諸島などが、身近あります。都市近郊でマダイは釣れますので、是非ともマダイふかせ釣りにチャレンジしてみてください。

次回以降から、マダイ釣りについてのノウハウを惜しみなく記事していますので、楽しみにしてください。

それでは今回はこの辺で・・・。



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