初心者のためのチヌふかせ釣り講座 #1 チヌふかせ釣りの魅力

〇身近な大型魚チヌ(クロダイ)

チヌ、標準和名クロダイ。これほど多くの釣り人に親しみのある魚は、少ないでしょう。都市近郊の波止場から、河口、離島の磯まで幅広く生息している魚です。

また、都市近郊の波止場でも40㎝オーバーを手軽にゲットし得る魚のため、釣り初心者の方にとって最初の大型目標になりやすい魚です。

〇ウキふかせ釣りを始めたきっかけ

かく言う僕も、このチヌを最初の大型目標にした一人です。

釣りを始めた頃は、近くの波止場で、なんちゃってウキ釣りや投げ釣りで、20㎝くらいのガシラ(カサゴ)や小型のチヌ、キス、アイナメ、セイゴ(スズキの子)を釣って喜んでいました。

そんなある日、横でウキふかせ釣り(以下ふかせ釣りと記載)をしている方が、バンバン40㎝オーバーのチヌを上げているのを見、「マキエをしながら釣れば、あんな簡単にチヌが釣れるのか?」と衝撃を覚えました。

それから、ネットやYOUTUBEでふかせ釣りの情報を集め、道具を徐々に揃え、見様見マネでこの釣りを始めました。

始めてふかせ釣りで釣ったチヌは36㎝でした。今にしたら小さいサイズですが、当時はものすごく感動したのを覚えています。

〇チヌのシーズン

チヌは乗っ込み(産卵期)を終えた5月~6月はあまり釣れなくなりますが、それを除く全てのシーズンで狙うことができます。

特に春ののっこみ期である3月~4月と水温が上がる夏~秋(7月~12月)は、簡単にふかせ釣りで釣ることができます。

また、水温が最も下がる1~2月の時期に釣れるチヌは寒チヌと呼ばれ、水温がかなり落ちるので釣るのが難しいですが、大変美味になる時期です。

〇チヌの味

チヌの味ですが、僕は普段からチヌを持ち帰り、刺身にしたり鍋にしたりして、食べています。

実際にチヌを調理紹介している記事が過去何点かありますので、👇にリンクしておきます。

僕が良くチヌを釣りに行く、兵庫県加古川、高砂、姫路あたりのチヌの場合、夏場7~9月の高水温期は、チヌ特有の臭さを持つ個体がいることがあります。

チヌを美味しくいただくには、基本しっかり血抜きをし、捌く前にぬめりをしっかり落とし、釣ったその日中にいただくと、そんなに臭いは気にならないです。

それでも、どうしても臭いが気になる個体はいます。その場合は、薬味を工夫するとか、皮目だけ炙るとか、醤油漬けにするとか、フライにするとか調理方法次第でなんとでもなります。

良くチヌが臭い、不味いという声を耳にしますが、僕は非常に残念に思います。

おそらくチヌが不味いと思われている方は、釣る場所の問題や調理方法の工夫が徹底されていないのではないかと僕は思います。

臭いチヌしかいない場所でなら仕方ないですが、臭くないチヌが釣れる場所もあります(牡蛎の養殖をしている海や、水がきれいな磯など)。

全てのチヌが臭かったり、不味かったりするわけではなく、特定の場所や食べているエサによって、臭くなるチヌもいてしまうと僕は考えています。

逆においしいチヌに出会える場所を、釣りをしながら探し求めるのも、釣りの楽しみだと思います。

以上は個人的な意見ですので、チヌがお嫌いな方は気を悪くしないでください。

〇本シリーズについて

この「初心者のためのチヌふかせ釣り講座」では、僕のようにゼロからふかせ釣りをスタートする初心者の方へ、できるだけわかりやすく説明をしていくシリーズです。

ちなみに「チヌふかせ釣り講座」という題名にしてはいますが、本シリーズを通してふかせ釣法を一通り覚えさえすれば、チヌの他にもマダイやグレ(メジナ)にも、同種の道具・同じ釣り方で釣ることができるようになりますので、興味がある方は是非本シリーズにて、長くお付き合いいただけると嬉しく思います。

淡路島で釣ったマダイ

愛媛県日振島で釣ったグレ(メジナ)

〇ウキふかせ釣りの基本

浮かせ釣りは簡単に言うと、下の5点が基本動作の釣りになります。

①マキエを撒いて、魚を寄せ集める

②釣り針についているエサ(サシエ)をマキエと間違って魚に食べさせる

③ウキが沈む反応(あたり)が出る

④合わせを入れてから、やり取りする

⑤タモ(玉網)で魚をすくい回収する

必要な道具や、実際の動作については、詳細別途記事にします。今回は簡単なイメージのみを説明します。

〇①マキエを撒いて、魚を寄せ集める

バッカンと呼ばれる箱に入れたマキエを、ふかせ用のひしゃくで少量ずつ海に撒きます。

撒かれたマキエに魚が集まってきます。

〇②釣り針についているエサ(サシエ)をマキエと間違って食べさせる

釣り針に付けているサシエ(下図ではオキアミのイメージ)を魚が食べる。

〇③ウキが沈む(あたる)

サシエを魚がくわえたまま泳ぐと、ウキが沈む。このことをあたりという。

④合わせを入れてから、やり取りする

竿をあおって、魚の口に釣り針を針掛かり(フッキング)させます。これを合わせと言います。その後、魚とのやり取りが始まります。

⑤タモ(玉網)で魚をすくい回収する

水面まで魚を浮かせたら、タモ(玉網)で魚をすくい取ります。

小さいサイズなら、そのまま抜き上げるのですが、竿に対し魚が大きい(重すぎる)場合はタモ(玉網)ですくい取ります(竿が折れてしまうため)。

〇まとめ

今回はチヌふかせの魅力について、多く語らせていただきました。まだ、揃える必要のある道具や、実際の釣り方などは、これから記事にしていくつもりです。

チヌ(もしくはふかせ釣りで釣れる対象魚)を手にしてみたい、ふかせ釣りをやってみようかと、少しでも興味を持たれた方は、続く記事も読んでみてください。

それでは今回はこの辺で・・・。

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