釣行日:2022年6月25日 場所:加古川尻 釣法:チヌふかせ釣り
〇夏チヌの開幕時期
6月末~7月中旬までの間に、急激に気温が上昇する時期があります。それは、梅雨中だったり、梅雨明けだったり、はっきりいつとは言えないのですが、急に熱くなるので、体が対応できておらず、人間にとっては非常に気だるく感じるときです。
梅雨明け直後の感じ👇
さて、この時期は、筆者の経験上、夏チヌの開幕期に当たります。思い返してみると、昨年も6月の中旬までは、1匹か2匹しか釣れていなかったチヌが、6月末で一気に4匹釣れました。
昨年の6月末のチヌ爆釣記事👇
夏チヌ開幕直後のこの時期は、いとも簡単にチヌを釣ることができます。なので、読者の皆さんには、是非にチヌふかせ釣りを試しがてら、やってほしいシーズンでもあり、またチヌふかせ釣りを始めるには絶好のシーズンです。
〇鱗海スペシャル1号を使うと…
前回の釣行日誌でも紹介した、筆者のニューロッド「鱗海スペシャル1号」ですが、当然今回も使います。この夏チヌ爆釣期×鱗海スペシャルは、どんな釣り展開になるのか!?悪い展開になる気が全くしません!
鱗海スペシャル1号 5.3m👇
価格:64,680円 |
この竿は、竿先から8番目のガイドまでがXガイド搭載されています。また、竿先もタフテック∽が搭載されていて、非常に贅沢な作りになっています。さらに、竿先から30㎝の部分だけは、白く塗装されています。こういう工夫というか、配慮は釣り人側からすると、ちょっとしたことなんですが、非常にありがたいですね。
竿先の写真👇
つまり、この鱗海スペシャルは、竿先で繊細なチヌのあたりを、高感度にとらえるために、これでもかと言わんばかりの贅沢な技術(Xガイド、タフテック∽など)が盛り込まれています。
竿先が当たる瞬間👇
次に1号という号数と、チヌ専用竿という設計から、すこぶるよく曲がります。
良く曲がる鱗海スペシャル👇
しかし、曲がるからと言って、弱いという印象は全くありません。逆に、曲げれば曲げるほど、魚を浮かそうとする力が、どんどん増す感じです。これこそが、噂で聞いていた、「コアブランクス」の力なのでしょう!
イメージで話しますと、チヌが突っ込むとき、がまんして竿を曲げてキープしていると、勝手にチヌが根負けして、す~っと浮いて来る感じです。
す~っと浮いて来るチヌ👇
最初は、この大きな曲がり方にびっくりしましたが、何度か使っている内に、この竿の曲がりとチヌがす~っと浮いて来る感じが、どんどん快感に変わって行きました。
別角度から鱗海スペシャルの曲がりをどうぞ👇
〇加古川尻先端のテトラ帯
このブログでも、だいぶお馴染みの場所になってきました。ここは加古川沿いに、延々と沖まで伸びている堤防で、駐車スペースから延々と荷物を引きずって、歩き続ける必要がある場所です(距離を測ると駐車スペースから先端テトラまで2.5㎞ありました)。
加古川尻イメージ図👇
ここへは、荷物の載せて、引っ張って歩いて行ける、キャリアーが必須です。
キャリアー👇
価格:1,675円 |
さて、いつものように先端のテトラ帯に、陣取ることにしました。ちなみに、先端のテトラ帯は遠いので、途中にチヌが釣れるポイントは無いのか?と聞かれれば、あるにはあります。
先端以外のチヌふかせポイント👇
ただ、上のポイントでもチヌは釣れますが、先端テトラの方が、圧倒的にチヌが釣れるので、筆者は頑張って通っているのです。
釣り座写真👇
〇釣果
チヌ39~48㎝6匹釣り上げました。また、途中バラシが2回。
恐らく、続行していれば、いつまでも釣れ続けてしまうと思い、マキエがまだまだ残っていましたが、11時過ぎに切り上げて終了しました。
釣果写真👇
〇YOUTUBE動画
今回の釣りの様子も、YOUTUBEに動画投稿しています。
👇をクリックすると見れますので、よろしければご視聴お願いします。
〇釣り状況
前回灘浜でのチヌふかせ釣りでは、ウキを浮かせて釣りをしました。ですが、それではこの鱗海スペシャルの竿先に秘められた能力を存分に発揮できていません。
今回は不慣れながら、竿先であたりを取る、全層沈め釣り(ウキを沈ませ、流れに仕掛けを流す釣り)を試して行きます。
タックル&仕掛け👇
いつもは、ウキB~3Bを使用するのですが、今回はウキを沈めるため、浮力の弱い00号を使うことに。なお、筆者が主に使用している沈め用のウキは、ピースマスター遠投MかLの00を使用しています。
ピースマスター遠投L 00 👇
デュエル(DUEL) TG ピースマスター 遠投 L 00 SO(シャイニングオレンジ) G1326-SO 価格:1,311円 |
何故かというと、このウキは穴が大きめに作られていて、ウキの穴を糸がスルスル抜けて行ってくれます。そのため、食い込みが非常にいいです。食い込みがいいというのは、魚が違和感を感じず、サシエを咥えたまま走ること、逆に言うと、サシエを吐き出す様な違和感を与えにくいウキだと、と言うことです。
ちなみに、この食い込み易さ優先のため、筆者はシモリ玉を付けず、ウキ止めの糸もウキの下にずらします。
また、竿先であたりを取る時は、潮上から潮下へ、潮の流れるスピードに合わせて、竿先を動かす必要があります。この時、張らず緩めずの張り加減をずっと保ったまま、竿先を潮の流れるスピードに合わせて動かすのが、まためんどくさ…
もとい、集中力を要します。
竿を潮上から潮下へ流れるスピードに合わせて動かす👇
潮下まで竿を動かしたら、糸を出しつつ潮上に竿先を持って行く👇
そんな慣れない釣り方をしていると、開始から4投目でさっそくHIT!
竿先にあたりが!👇
いきなり48㎝のチヌでした!👇
48㎝チヌファイト時の鱗海スペシャル曲がり👇
そのまま、爆釣モードに入り、続けて45㎝オーバーを2匹追加しました。いやー、開始からたったの2時間で45㎝オーバーが3匹って(^^;) やっぱ、この場所やばいです(;^ω^)
午前10時前(釣り開始から2時間半)さすがに、慣れない釣り方(全層沈め)をして疲れたので、いつもの玉ウキBに仕掛け変更。ここからは、ウキを浮かせながら釣りをします。
変更した仕掛けイメージ👇
すると、テンポよくウキが沈み、立て続けに3匹追加。サイズはさすがに39㎝~43㎝と落ちてしまいましたが…。
そして、11時過ぎ、あまりに釣れ続け過ぎるので、強制終了しました。終わってみての釣果は、圧巻の6匹でした!
最終釣果👇
〇まとめ
加古川尻先端のテトラは、場所が遠いので、あまり頻繁に通ってはいません。ですが、この場所ほど、ここぞという時期に、チヌがバカスカ釣れる場所は無いと思います。
今回は鱗海スペシャル購入記念として、この場所の大型チヌと勝負したくなり、4月以来久しぶりに行ってきました。
結果は、上で説明した通りです
( ̄― ̄)ニヤリ
また、鱗海スペシャルの竿先は、チヌの敏感なあたりを、いとも簡単に取れることもわかりました。
ただ、慣れというか癖でしょうかね。ウキ浮かせて釣る方法が、テンポが速くて性に合っている気がしました(笑)。
いつものウキ釣り👇
全層沈めはもっと寒い、チヌが喰い渋っている時期に、真価を発揮する釣り方の様な気がします。
まあ、何にしても、夏チヌシーズンが開幕したことも、今回よーくわかりました。恐らく、8月末までは、いくらでもチヌが釣れると思います。是非とも読者の皆さんも、チヌ釣りに行って見られてはいかがでしょう!?
それでは、今回はこの辺で・・・。
前回のチヌふかせ記事👇