〇道具の準備
今回は、実際の釣り場でウキサビキ釣りの準備方法をまとめました。釣り場に来る前段階の道具準備は過去の記事を確認してください。
初心者のためのウキサビキ釣り講座 #2 ウキサビキの道具準備編
〇ゴミ袋の用意
まず釣り場に付いてやることは、ごみ袋の用意です。当たり前ですが、釣り場は屋外です。風が吹きます。釣り道具はビニール梱包されているものが多く、すぐに風で飛んで行ってしまいます。
風で飛ばされ、海に落ちたりして、拾えない物は釣り場のごみになります。そうすると、釣り場ごみ問題となり、最悪、その場所が釣り禁止になってしまうこともあります。
なので、最初にクーラーなり、バッカンなりに大きめのビニール袋をくくりつけ、そのごみ袋と中のごみが飛ばないようにします。ごみ入れを作り、ごみをそこに捨てる環境を始めに作っておく様にしましょう。
〇生かしバケツの用意
生かしバケツに海水を汲んでおきます。
〇エサの用意(冷凍ブロックのアミエビの場合)
持ってきた水汲みバケツで海水を汲みます。次にエサ入れ用のバケツに半解凍のブロックアミエビを入れ、海水を適量入れます(入れすぎに注意です)。まだ、アミエビが凍っている場合はサビキ用のスプーンをザクザク刺してブロックを小分けにします(そうすると溶けるのが早い)。
ちなみに、僕は普通の水汲みバケツを使っていますが、サビキ専用のアミエビバケツも釣具屋さんやネットで販売されています。
第一精工 撒き餌バッカン 吸イ込ミバケツ フタナシ 小 11018 ホワイト
〇仕掛けの用意
竿のリールシートにリールを付けます。
ベールをオープンにします。
ベールをオープンにしたまま、リールの糸をガイドに通していきます。
すべて通ったら、ある程度リール糸を先端のガイドから出して、シモリ玉をつけます。シモリ玉の穴の小さい方からリール糸を差し入れて、穴の大きな方から糸を出します。
ちなみに、ウキ止めはついている前提で話を進めます。ウキ止めの付け方は↓の過去の記事を確認してください。
初心者のためのウキサビキ釣り講座 #1 ウキサビキ概論とウキ止めの付け方
スナップサルカンまたはウキスイベルのサルカン側の輪にリール糸を通します。
からまん棒のゴムをリール糸に先に通します。
からまん棒をゴムにセットします。
サルカンかスナップサルカンを結び付けます。
写真はスナップサルカン
ウキを付けます。
竿を伸ばします(リールのベールはオープンしたままです)。
サビキ仕掛けの上側スナップを袋から取り出し、リールの糸側のスナップまたはサルカンに取り付けます。からまないように袋から仕掛けを引き出します。
仕掛けの下側のスナップに底カゴを取り付け完成です。
仕掛け全体のイメージ図になります。
〇ウキサビキの仕組みについて
仕組みとしては、まず底カゴが重りとなり沈んでいきます。で、ウキ止めの位置まで底カゴが到達すると、ウキがシモリ玉とウキ止めに当たり、ウキが立つ(ウキに底カゴの重さが乗る)状態になります。これを仕掛けが「なじむ」と言い、このウキ立つまでの深さを「タナ」といいます。
さて、準備は整いました。後は釣っていくだけです。次回はいよいよ実釣について説明していきます。