8/8 チヌのフライ&頭姿揚げ 調理日誌

〇夏チヌの調理

夏場になると、水温が上がり、数が釣れるチヌ。しかし、釣った多くの魚を食べきるには、それなりの調理工夫が必要です。

また冬場ですと、臭いもなく油ものって非常に美味しいチヌも、夏場は特有の臭いが出てしまうこともあります。

その日の内に、刺身でいただくと、臭いは無く美味しいのですが、冷蔵庫で翌日まで保管しておくと、急に臭いが出てしまうこともしばしばあります。

つまり、夏場に数が釣れるチヌを、如何に臭いを出さず、美味しく頂けるよう調理するかがポイントになります。

そこで今回、僕が紹介する料理が、チヌの揚げ物です。

〇料理のメニュー

8/7にチヌ40~45㎝を3匹釣ってきました。

内2匹はいつも通り刺身&あぶり刺しでいただきました。なお、刺身&あぶり刺しの料理方法は過去に紹介していますので、作り方が気になる方は、👇のリンクを読んでみてください。

6/26 チヌの調理(しゃぶしゃぶ、あぶり刺身、ヅケ)おいしい 調理日誌

残りの1枚について、身をフライ用に料理し、冷凍庫で凍らせて保管しておきます。

こうしておけば、チヌのフライを食べたいときに、冷凍庫から取り出し、あとは油で揚げるだけで食べることができるという、優れた保管方法になります。

また、今回せっかく油を使うので、頭とカマも小麦粉を付けて姿揚げにします。

〇チヌのフライ

チヌを3枚に卸し、刺身用のサクにします。ちなみに下の写真は刺身とあぶり刺しで食べようとしていたサクのあまりものです。

皮は剥いでも、ついたままでもどちらでもいいと思います。

少し大きめの一口サイズに切ります。

後は小麦粉→水溶き卵→パン粉に付け、トレーに置いていきます。

ちなみに、スーパーのお肉用のスチロールトレーを再利用しています。このスチロールトレーはタダだし、意外と使えます。

この状態まで料理し終わったら、ラップをして冷凍庫で凍らせておきます。冷凍保管は、いつまでも腐ることがないので、ありがたいですね。

翌日、冷凍庫で保管していた、チヌフライを油で揚げて行きます。

表面がきつね色になればOK、チヌフライの完成です。お好みでソース、マヨネーズ、塩など好きなものをかけていただきます。

写真にはありませんが、レモンを添えておくとよかったですね。

〇チヌ頭の姿揚げ

さて、毎回困るのが、頭とカマの処理です。塩焼きか酒蒸しでいつもいただくのですが、今回は油を使用したので、頭とカマも揚げていきます。

前日に捌いた頭をトレーに入れ、ラップをし、冷蔵庫で保存していたものを用意します。

小麦粉を両面、顎とお腹の中にまんべんなく降ります。

後は、油で揚げるのですが、姿揚げなので、芯まで火を通すのに、じっくり揚げる必要があります。

そこで、弱火で片面10分→もう片面10分揚げたのち、中火で片面5分→もう片面5分揚げます。

また蓋をすると、火が通りやすくいいのですが、蓋を取るときに水滴が落ち、油が跳ねるので注意です。

なお、大きな揚げ物をひっくり返すときは、焼き肉用のトングですると、しっかり魚をつかめるので便利ですよ。

チヌ頭の姿揚げの完成です。油をこさずに使用したので、フライのパン粉がびっしりついていて、見た目良くないですが、まあ男料理ということで、ご勘弁ください。

〇感想

久々に揚げ物をしました。チヌの臭いも全く気にならず、美味しかったです。

この料理は揚げる前の状態(パン粉や小麦粉を付けた状態)で、冷凍保存しておいてもいいので、作り置きという視点で見ると、非常にありがたい料理です(冷凍庫の容量にもよりますが)。

今回はチヌで揚げ料理しましたが、サビキでアジやサバが大量に釣れたときなども、この方法が使え、保存がきくのでありがたいです。是非、参考にしてもらえたら嬉しいです。

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