キビレ セイゴ ふかせ釣行日誌 5/8

チヌ、マダイの乗っ込みも終わり、5月はふかせ釣り師にとって、あまり釣果に恵まれない、つらい季節です(乗っ込み=産卵期が終わると、魚の食いが落ちるため)。世間でもコロナで騒がれているということもあり、GW中は家で大人しくしていました。ただ、やっぱりふかせ釣りをしたい、釣れなくてもいい、ふかせ釣りをしてみようと、GWも終わりに差し掛かるこの日、近場の波止場(テトラ帯)でチヌふかせ釣り釣行に踏み切りました。

この場所の特徴は、表向きは河口で裏向きは大きな工場の積み込み船が行きかう港になっています。河口側の水深は非常に浅く、2~3ヒロ(3~4.5m)ですが、裏側は非常に深く7ヒロ(10.5m)以上になっています。この日は河口側のテトラ帯で釣っていきます。ちなみにこの日は曇りで、GW中に降った雨の影響で、かなり濁っていました。

序盤は完全2枚潮(底の潮が全く動かない)で、上の潮ばかりが強烈に右から左に流れていきます。なので、少し、重めの仕掛けとウキからスタート。少し上潮と反対方向にミチイトを張りながら、流して行きます。

しばらく続けると、ウキがぐぐぐっと沈みますではありませんか!合わせるとズシリと重たい引き。細いハリスなので、テトラにハリスが当たると切れてしまうので、慎重にやり取り。水面に上がってきた姿は、久しぶりに40㎝を超える魚体でした。ただ、チヌではなく、キビレチヌ。。。どおりでチヌと違う鋭い引きだった訳ねと納得。ただ、キビレでしたが嬉しいです!久々の40オーバー。この魚、体高がすごいんですよね。長さは42㎝でしたが、体高がある分目方が大きく感じます。

そうこうしていると、2枚潮が収まり、底潮ごと右から左に流れ始めました。ここで仕掛け変更。得意の流し釣りで攻めます。

ミチイトを出しては、流れに合わせて右から左に竿先をゆーっくり移動させます。左に竿先を動かしきったら、竿先を右に持っていきながらミチイトを出して、またゆっくり竿先を右から左にミチイトを張り気味にして動かしていきます。それを繰り返ししていると、ミチイトが走り、竿先がぐぅ~と左に持っていかれる鋭いあたりがっ!合わせて、やり取りをすると、なんとも変な引きが。ぐぐぐっと走ったと思ったら、モターっと上がってくる、と思ったらまた走るといった引きでした。何だろうと思いつつやり取りしていると、シーバス君でした。サイズ的にはセイゴかな?帰宅後長さ測ったら41㎝でした。

さらに続けていると、ひったくる様な強烈な当たりがあり、やり取りに持ち込んだのですが、魚の走りを止めきれず、バラしてしまいました。そんなこんなで、当初、竿を出すだけでいいやと思っていた計画が大きく変わり、40㎝オーバーのチヌとセイゴの計2枚になりました。

ばらしもありましたが、大満足の釣果でした。しばらくこの場所に通い混んでしまいそう。。。

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