釣行日:2021年12月18日 場所:淡路島 釣法:ウキふかせ釣り
〇淡路島釣行
ようやく冬がやってきました。というか、ようやく冬になってくれました。冬=マダイが狙えます。そして、やってきました!淡路島!!
本ブログでも、過去1回紹介しました、淡路島のマダイ釣り場へ、後輩のようかんと行ってきました。前回は👇の記事(今年の4/3)以来なので、8か月振りです。
いやー、気合が入ります!
〇YOUTUBE動画について
今回の釣りの様子もYOUTUBEに動画投稿しています。👇をクリックすると見れますので、よろしければ視聴お願いします。
〇上げ潮と爆風
この場所は、上げ潮の時に、マダイが釣れるところです。この日は昼12時干潮→夕方17時満潮という昼から上げ潮でした。そのため、現地には10時に到着し、18時頃に上がる予定でやってきました。
ところが、天気予報でわかってはいましたが、朝から強烈な北西風が吹きすさんでいます!朝は風速10m以上で、段々マシにはなるのですが、マシと言っても風速8mの爆風です!背側からの風ですが、ここは岬からの回り込みの風が吹きやすく、ものすごい横風になってしまいます。ただ、回り込みの風だけなので、波そのものは低く、釣り場が波で洗われることは無さそうです。
また、昨夜から強烈な寒波のため、寒い!こんな寒さでも、マダイふかせに来れたんだと、感動している自分がいました(←変態釣り師)。
〇釣果
この日は、昼から日が沈む夕方6時まで、釣りをしましたが、合計5匹(マダイ×3、グレ×2)でした。
詳細は下の釣り状況の項目で紹介しているのですが、地合いが16時半からという遅い時間に来て、最後に3連続HIT(1回バラシ)という内容でした。
〇釣り状況(前半 五目釣り)
釣り場に朝10時にやってきました。午前中は下げ潮のため、本命ではありません。上げ潮が始まるまでは、何か釣れないかなぁ~と、遊び半分で竿を出します。最初に入った釣り座は、複雑な海底形状で、足元から竿1本分(約5m)で深さ2ヒロ。竿2本分(約10m)で5ヒロ。竿3本分で7~8ヒロ。
それより向こうに遠投すると10ヒロ以上とドン深になります。
つまり、テトラが複雑に入った凹凸の激しい底形状で、非常に底が狙いにくく、かつ根がかりもやすい場所ということです。なので、足元から竿2本分くらいを中心に攻め、根がかりしない様、タナ3ヒロに設定しました。
ちなみにマキエは、以前の使ったマキエの余りを、再利用します。
午後1時過ぎ、ようやく1匹釣れました。ベラです。即時リリースします。
次にかけたのは、まさかのグレ!この辺では良型の30cmでした!この子は当然持ち帰ります。
〇釣り状況(後半 マダイ狙い)
そんなこんなをしていると、13時になりました。上げ潮スタートしたので、釣り座を変えて、マダイ狙いを始めます。マダイ狙いということで、タックルも大きなものを使用します。タックルはファイヤブラッド 尾長の1.7号にハイパーフォース3000番SUTブレーキタイプを組みます。
シマノ(SHIMANO) ロッド 13 ファイアブラッド Onaga ゲイルバード 1.7-500
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 磯 17 BB-X ハイパーフォース C3000DXG S SUTブレーキタイプ 左ハンドル
ミチイト2.5号、ハリス2号、針もイセアマの7号と、ふかせ釣りとしてはかなりの大型タックル&仕掛けです。
いつものチヌ用タックルと比べると、体感として2~3倍の強さがあるように思えます。マダイ用のマキエは、オキアミボイル3㎏に、集魚材は白チヌを半袋分(約1.7㎏)。
マダイは主に、集魚の粉より、オキアミを好んで食べます。なので、集魚よりオキアミを多めに入れます(オキアミ:集魚=2:1)。そして、遠投性を高めるため、ぶっ飛びボイルを半袋入れます。
マダイを釣るコツは、「潮に乗せる」この1点に付きます。この釣り場所は、本流が遠投(20~40m)しないと届かない位置にあります。そのため、必然的に遠投が必要です。この遠投という釣り方は、マキエコントロールが非常に重要になります。空中でまきえが分解しない様、塊の状態でウキの周辺に、精度良く投げ込まなければいけません。このぶっ飛びボイルという粉は、その意味では魔法の粉です。
粘着力がUPするので、これを混ぜると、マキエが非常に固くなり、遠投性がUPします。固すぎると思ったら、適宜海水を少量入れ、適度な硬さを保たせながら、釣りを続けることができます。ただ、1袋丸々入れてしまうと、粘着力が強すぎて、ひしゃく離れが悪くなります。
そのための黄金比率(僕の場合でですが)が、上記のマキエ配分(オキアミボイル3kg、集魚1.7㎏、ぶっ飛びボイル半袋)なのです。
昼過ぎ開始すると、さっそくグレがHIT!いやー、久々のグレなので、嬉しい限りです。
そして、風が強い!!右から左の風ならいいのですが、正面から時々突風が吹きます。
この正面風にミチイトが取られ、この日は終止うまく流せません。ですが、せっかく来たので、風と寒さに耐えながら、続けます。一時的に風が弱った、昼の3時過ぎ、たまたま上手く潮に流すことができました。
その一投で見事ラインが走りHIT!ここのマダイとしては少し小ぶりの、45cmをゲット!
その後、待てど暮らせど、風が弱まりません。そして、うまく流せません。上手く流しさえすれば、マダイは食ってくるはずなのですが・・・。そして、釣りを続けていたら、あっという間に、夕方5時になりました。
そろそろ終了かなと思っていたら、風が若干やわらぎました。
そして、ド遠投したウキにあたりが出ます!上げてみると、コッパグレ(リリース)!
マキエと同調していなかった風と潮が、ようやく合って来たようです。そんなことを考えていると、次の一投でマダイGET!(ここの平均サイズ的に少し小さめの42cm)
遅い地合いがようやく到来。この日はヘッドライトを持って来ているので、日が落ちるまでやる覚悟を、ここで決めました。
日没直前に大きなマダイをHIT!しかし、バラしてしまします(T_T)
日没間近の5時15分、もう暗くてウキが見えなくなる頃、ウキがなじむ前に、竿そのものをひったくるようにして、当たりがきました!上げてみると、マダイ53cm(本日最大)でした!
この一枚で釣り終了。終わってみると、マダイ3匹、グレ2匹とまあ大量と言っていい釣果でした。
〇まとめ
前回の愛媛県日振島遠征では、グレボウズと悔しい思いをしましたが、なんとか淡路のマダイで取り返せた気がします。
久々に、マダイの強烈なあたりと引きを味わい、感無量でした。さて、ここのマダイは水温が下がる、12月~3月の時期がちょうど釣りごろです。(それ以外のシーズンはエサ取りが多すぎ、マダイHIT率が極端に落ちてしまいます)
ようやく、ふかせの本格シーズンで、初白星を挙げた、そんな釣行になりました。
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