〇高砂港の特徴
この釣り場は、兵庫県高砂市にある、瀬戸内海に面した堤防で、筆者のホームグラウンドでもあります。
およそ300mほど沖に向かって突き出た堤防で、全体的に浅く、先端でも水深は3.5~4ヒロ(5~6m)程度しかありません。
高砂港外観👇
写真のように割りと小ぢんまりした堤防のため、駐車スペースからの距離は程よく、先端まででも歩いて10分かからない程度の大きさです。
高砂港地図(全体)👇
〇湾内の特徴
湾内の方は、堤防状になっているので、足場は非常にいいです。
湾内の写真(北側)👇
また、海底は砂地なので、根掛かりも少なく、投げ釣りや底をズル引きするタコエギ釣りも可能です。
また、先端付近の内向きは、サビキでアジ、サバ、イワシが良く釣れるポイントです。
特に初夏~夏にかけて、夜釣りのアジングでは、そこそこ大きなアジ(15~20cm)も釣れることがあります。
湾内の写真(南側)👇
また、若干外湾(テトラ側)より、汽水になっているため、チヌよりキビレがよく釣れるイメージですが、大きめのチヌも十分狙うことができます。
〇湾外(テトラ帯)の特徴
底は基本砂地なのですが、ところどころに石やテトラが沈んでいて、根掛かりすることが多いです。ただ、それが良い漁礁となっているため、魚影は湾内より濃いイメージです。
テトラ側の写真(南側)👇
湾外の外観(北側)👇
また、外洋に面しているので、潮通しが良く、回遊性の大型魚が接近することもしばしば。夏~秋にかけて青物や、晩秋のタチウオ、釣り方次第では真冬にヒラメも狙えるポイントです。
ただ、テトラ側の中間地点に、沈みテトラや岩が多く沈んでいて、非常に根がかかりしやすいポイントがあります。なので、そのポイントでは、基本遠投(ルアーや投げ釣り)が有効です。
また、波止の真ん中から先端は、そこまでガチャガチャと岩やテトラは沈んでいませんが、足元はかなりガチャガチャしています。なので、大きな魚をHITした際に、足元に潜られると、すぐ糸を切られてしまうので、やり取りに注意が必要です。
根掛かりポイント👇
〇先端について
沖向きは基本テトラ帯なのですが、先端部だけは足場が平坦な堤防形状になっています。
堤防形状の先端部👇
ただ、そのため人気があり、常に釣り人が入っている印象のポイントです。特に秋の青物狙いの場合は、先端でルアー師が、良く青物をHITしているのを目撃しますので、この場所に入りたい方は、早い時間帯からスタンバイしているのが良いでしょう。
〇まとめ
この釣り場は、小ぢんまりしている割に、そこそこ沖まで行けるという、ちょうどいいサイズの堤防です。
駐車スペースから歩く距離もあまり遠くなく、テトラ帯もあり、足場の良い堤防もありと、子供連れのファミリー層から、本格的なルアー師、ふかせ師、紀州釣り師の方まで楽しめる場所となっています。
一度足を運んで見てはいかがでしょう!?思わぬ魚との出会いが待っているかもしれませんよ(^^♪