釣行日:2022年10月22日 場所:兵庫県加古川市加古川尻 釣法:のませ釣り,ふかせ釣り
〇秋は青物シーズン
8月の終わり位から、日本中の至る所で、青物(ブリの若魚~成魚)が接岸してきます。播州でも、かなり浅めの波止場まで、青物がガンガン接岸してくるので、それを狙う多くのルアーマンで賑わうシーズンです。
先日隣のルアー師の方が上げた92㎝ブリ👇
普段はふかせで、チヌばかりを追いかけている筆者なのですが、秋になるとやっぱり青物ファイトもしたくなります。
ただ、チヌも越冬のため荒食いするので、どんどん肥え太って美味しくなっていく時期なので、チヌ狙いも捨てがたいです。
ということで、今回は両方狙いの釣りをすることにしました。
そんな訳で、今回はいつもの加古川尻へ早い目の時間から行き、サビキでアジを確保してから、朝一のませ釣りを。そのあと、ノマセは置き竿にして、ふかせ釣りを同時にやって行く、ダブル釣法に挑戦してきました。
〇釣行スケジュールと釣り座紹介
朝4時 サビキでアジ(のませ釣りのエサ)の確保。
朝5時 サビキ終了、のませ&ふかせポイント(先端のテトラ帯)に移動し、のませ釣りの準備。
朝6時 のませ釣り開始。のませ釣りの間、ふかせ釣りの準備。
朝7時半 のませ仕掛けをエレベータ式に変更し、ふかせ釣りも開始。
昼前に終了。
今回の釣りのポイント紹介👇
ちなみに、加古川尻釣り場については、過去の記事で詳しく紹介していますので、そちらを参照してください。
〇釣果について
結局のませ釣りの方は、釣れませんでした(T_T)
ただ、2回あたりがあり、1回は針掛かりしたのですが、ハリスを切られました(もしかすると、太刀魚だったかも知れません)。
一方、ふかせ釣りの方ですが、こちらはチヌ3枚(35~45cm)の安定の釣果でした!
釣果写真👇
〇YOUTUBE動画
今回の釣りの様子も、YOUTUBEに動画投稿しています。
👇をクリックすれば視聴できますので、よろしければご視聴お願いします。
〇釣り状況
早朝4時から5時の1時間で無事アジを12匹確保し、のませポイントへ向かいます。
アジ12匹👇
のませ&ふかせポイントに到着後、タックル準備をさっさと済まします。
のませタックル&仕掛け👇
竿とリールはのませ釣りやコブダイ狙いの時に使用する、ホリデー磯5号とセドナ#5000(ノーブレーキ)のセットです。過去このタックルで難なく60~70cmのメジロ(ブリの一回り小さいサイズ)を上げているので、能力的には十分です。
ホリデー磯5号👇
17 ホリデー磯 5号-530PTS (遠投)シマノ 竿 ロッド アジ サバ イワシ タチウオ 青物 メジロ ワラサ 真鯛 飛ばしサビキ カゴ釣り のませ釣り 大型便A 価格:12,200円 |
セドナ#5000👇
価格:5,543円 |
また、この日は周りに人が少なかったので、ウキ仕掛けを選択しました。いつもは人が多いので、横に流すと横の方とお祭りしそうで、迷惑をかけてしまいます。そのため、後述のエレベータ式仕掛けでやるのですが、この日は運が良かったです😊
はやる気持ちを抑え、朝7時過ぎ、第1投目を投入。するといきなりリールからラインがどんどん出ていきます!
ラインの出る様子👇
慌てて合わせると、「スカッ」と抜けました😓
おそらく、合わせが早くて、アジを完全に飲み込んでいなかったのでしょう。
スカっの様子👇
気を取り直し2投目投入。
少し待つと・・・再度いきなりラインが走ります!
今度はじっくり待ってから合わせると、見事HIT!竿に魚の重さが乗ります!
のませファイト開始👇
ですが、プツッと荷重が抜けます💦
ハリス切れのバラシでした(T_T)
ハリス切れ👇
その後、のませのあたりが全くなくなったので、エレベータ仕掛けに変更します。
エレベータ仕掛け👇
あとは、仕掛けとアジを投入し、竿受けに預けて、あたりがあるまで、放置しておきます。
放置の図👇
ちなみに、この竿受けはクーラー受三郎という商品で、今回のようなテトラ帯でも、安定して竿を預けられる優れものです。また、クーラーの側面に取り付け台をねじ止めするので、クーラーが重しの役割になり、魚がかかった時、竿が吹っ飛んでいくリスクをかなり低減してくれます(もちろんベールオープンか、ドラグユルユルにしておきますが)。
クーラー受三郎👇
価格:4,442円 |
そして、のませ竿の横で、本職のふかせを開始します。
タックルはチヌ狙いなので、いつもの鱗海スペシャルとハイパーフォースC#3000TYPE-Gを選択。
ふかせタックル&仕掛け👇
ただ、のませ釣りのタックルの横で、フカセをすると、ラインが絡まりそうでしょうがありません。なので、のませタックルは釣り座の潮上に置き、フカセのウキは足元から、テトラ際を流すようにします。
のませ&ふかせ同時釣法のイメージ図👇
こうすると、遠投は出来ませんが2つのラインがクロスすることも無く、安心して流せます。
そんな工夫をしつつ、ふかせ釣りをしていると、ポンポンポンとチヌが3枚釣れました。
チヌ35cm👇
チヌ38cm👇
チヌ45㎝👇
さすが、加古川尻!安定感抜群のチヌ釣り場です!
そして〆めのボラを釣り上げ(当然リリース)、この日は終了!
〆めのボラ👇
読者の疑問「あれ、結局のませはどうなったの?」
筆者「残念ながら察してください・・・(T_T)」
〇まとめ
久々の加古川尻で、のませとふかせの欲張りダブル釣法をしてきました。まあ、テトラという足場が悪い場所で、良くこんな二刀流釣法をしたものです。
ふかせの方ですが、加古川尻は本当に安定感のあるチヌ釣り場ですね。チヌボウズが7月以降ありません!それも、必ず40cmオーバーが釣れています。
しかしまあ、釣りにくい二刀流釣法で、よくチヌ3枚もあがったことですよ。場所のおかげでしょうかね(腕では無く)。
一方のませの方ですが、結局朝の2投目以降、ま~~たっくアタリがありませんでした。
二兎追うもの一兎も得ずと言われますが、どちらか1本に絞った方が、集中もできるし、効率が上がる気がします(反省)
今度は朝一にのませ釣りだけに行ってこようかな・・・?としみじみ思った今回の釣行でした。
それでは今回はこの辺で・・・。