7/31 加古川尻 チヌふかせ日誌 自己ベストタイ53㎝チヌを棒ウキ&ネリエでゲット!

〇自己ベストタイ53㎝チヌをゲット!

いつも釣りに行く高砂港では、棒ウキ&ネリエ釣法が夏チヌに効果あることが、前回までの釣りでわかりました(気になる方は過去記事👇をご覧ください)。

7/17 高砂港 チヌふかせ日誌 棒ウキとネリエで大型ゲット!

そこで今回は他の場所でも、この釣法が有効か調査するため、夕まずめ狙いで加古川尻に行きました。

結果的には、まさかの自己ベストタイの53㎝チヌを釣ることができました!

50㎝オーバーのチヌは3年ぶりくらいだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです(久々に大きなガッツポーズをしてしまいました)!

〇加古川尻の特徴

この釣り場は、加古川に沿って、沖まで長々と伸びている波止場になります。

車で行く場合は、駐車場からかなり歩く必要があるので、キャリアーなどの荷車を用意するといいでしょう。


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ちなみに、僕がこの場所で釣りするときは、自転車で行きます。それだと、途中自転車を担ぐ箇所があるものの、道具を積みっぱなしで移動できるので、延々歩くよりかはマシなためです。

陸側側からみた加古川尻(右前方のはるか先まで移動します)

この日は、夕まずめ狙いのため、16~19時と遅めの釣行になりました。場所は、先端のテトラ帯の少し手前に釣り座を構えました。

なお内湾側は、製鋼メーカーの船着き場のため、かなり深くなっています。一方、外湾側は加古川の土砂が堆積しているためか、すごく浅いです。

内湾側は深い分大きなチヌが隠れていそうではありますが、二枚潮が発生しやすく非常に釣り辛いです。

一方、外湾では、浅く加古川の水が流れてくるので、汽水域になっており、キビレやシーバスも良く釣れます。過去にもキビレとシーバスを外湾側で釣りあげています(過去記事は👇にリンク張っておきます)。

キビレ セイゴ ふかせ釣行日誌 5/8

〇仕掛けタックル説明

今回はテトラや根が険しい場所では無いので、ハリス1.2号、ミチイト1.7号と細めを選択(この選択が後で裏目に出ます)。

また、サシエをネリエorオキアミどちらでもできるように、浮力強めの棒ウキをセット。

玉ウキだと、通常のおもり設定でネリエを付けると、重たいので玉ウキが沈んでしまいます。

しかし棒ウキでは、余浮力があるので、大きめのネリエを付けても、ウキのトップ部分が海面上に残ります。

そのため、ネリエの大小にあまり関係なく、またガン玉で浮力調整をこまめにしなくても済むので、楽です。そのため、僕は最近はこの棒ウキをよく使用しています。


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サシエはネリエと加工生オキアミを持って行きました。この2種のサシエをローテーションしていきます。


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〇実釣状況の説明(前編 内湾向き)

釣り開始時は内湾向きに竿を出しました。深いので、底の方に大型チヌがひそんでいそうだったからです。

しかし、待てど暮らせどあたりがありません。途中小さなフグを2匹釣りましたが、チヌの気配がありません。

開始から1時間経過したころ、あることに気が付きました。ミチイトだけがが異様に流れていることです。恐らく強烈な二枚潮になっているのでしょう。

この二枚潮はとにかく釣れません。下の図で示すように、マキエ層から仕掛けがどんどん離れてしまうため、結果マキエに集まった魚からサシエ含む仕掛け全体が遠ざかってしまうからです。

二枚潮イメージ

釣れるときの潮イメージ

テクニカルな話になってしまいますが、二枚潮の対策は下の3つと僕は考えています。

  • 重たいウキと重りに変更し、竿でミチイトが先行して流れないように、張り気味にする。
  • 玉ウキに変更し、玉ウキごと沈める、沈め釣法で攻める。
  • 場所を変える。

①②の釣法は非常に難しく、かなり集中力を要します。詳細はまたいつか説明するとして、僕は今回③の選択をしました(簡単ですし)。

〇実釣状況の説明(後編 外湾向き)

というわけで、反対の外湾向きに釣り座を変更しました。外湾は浅く、足元から15mほど投げても、深さ2.5ヒロ(約4m)程度の遠浅な地形になっています。

時間も17時と夕まずめにはちょうどいい時間になっていました。

場所替え直後、サシエを生オキアミにして、足元から順番に探っていきます。すると、3投目に棒ウキが1メモリだけ沈んで浮かび上がらない、チヌ独特の渋いあたりが来ました。

あわせてみると、30㎝くらいのキビレでした。

やっとチヌ(キビレですが)が釣れましたが、小さいのでリリースします。しかし、久しぶりにオキアミでチヌを釣りました(笑)。この場所ではオキアミの方がいいのでしょうかね。

次に足元から10mくらいのところをネリエで攻めます。すると、棒ウキに当たりが出るわ出るわ。

しかし、ここで連続トラブルが発生します。

最初のトラブルは、ハリス切れ。結構大きめの魚がかかっていましたが、少し強引にやり取りをしてしまいました。さらに、ハリス1.2号だったことを忘れ、より太いハリスでやっていたと勘違いしていたので、このばらしは当たり前です(反省)。

仕掛けを修復し、再度ネリエでチャレンジすると、今度は強烈な当たり!

しかし今度は合わせた瞬間、ミチイトから切れました。ウキ止めから先の棒ウキから仕掛けから、全部持っていかれました。ただ幸い、しばらくすると棒ウキが海面上にぷかぷか浮いてきました。

この棒ウキはちょっと高いウキなので、ロストしたくありません。ウキ回収パラソルで、回収を試みること20分、何とか回収に成功しました。


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その後、仕掛けを作り直し、釣り復帰する頃には、かなりの時間をロスしてしまいました。夏のこの時期、ミチイト1.7号+ハリス1.2号は細すぎて、いい選択ではなかったのでしょうね(溜息)。

そうこうしている内に、日が暮れてきました。そろそろ終わろうかと思った矢先、ネリエで再び棒ウキがゆっくり沈み込みます。

今度は糸が切れないよう、ゆっくり合わせを入れると、とてつもない重さが竿にのしかかります。ハリスを切ろう足元の壁際に突っ込み、左側へ泳いでいこうとするのを必死で竿でくい止めます。

やがて沖向きに顔を向けたところで、勝負をかけ、浮かせにかかります。上がってきた姿は、どでかいチヌ!

間違いなく50㎝オーバーはあります。慎重にタモに入れ、引き上げてみると、なんと53㎝の年無しでした(50㎝オーバーのチヌは「年無し」と呼ばれ、チヌに対する敬称の一つになっています)。

久々にガッツポーズ&よっしゃーの大きな独り言!

ただ、夕暮れも迫っていたので、これで納竿としました。

〇まとめ

久々に年無し(50㎝オーバーのチヌ)を釣ることができました。が、途中ハリスが切れたり、ミチイトが切れたりと、ばたばたした釣りになってしまいました。

ハリス切れはあることなので、まだいいとしても、ミチイト切れについては、僕のリールメンテがなっていない証拠です。ミチイトが劣化していないかの確認を、釣行前に行うべきでした。反省です。

さて、高砂港でも加古川尻でも夏場は棒ウキ&ネリエ釣法で攻略できることがわかってきました。今後はさらに範囲を広げて別の場所でチヌを狙っていきたいなあと思いました。

盆休みも控えていますので、少し遠出もしたいですね。それでは今回はこの辺で。。。

一つ前の釣行日誌 記事👇

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