初心者のためのチヌふかせ釣り講座 #2-3 チヌふかせ釣りに必要な仕掛け用具紹介

〇チヌふかせ釣り必要な道具の紹介

チヌふかせ釣りを始めるに当たり、初心者の方がどういった道具が必要か、道具を1つずつ紹介していくシリーズです。

全般的な道具紹介は下記リンク参照願います。

初心者のためのチヌふかせ釣り講座 #2 チヌふかせ釣りに必要な道具

今回は下記5つの分類の内、エサ関連の道具について紹介していきます。

・エサ(マキエとサシエ)関連の道具
・ウキ釣りに必要な仕掛け(ウキ、ハリス、釣り針など)👈 今回の記事
タックル(竿&リール)
装備関係(フローティングベスト、磯靴など)
・その他(魚を扱う関係の道具 クーラーなど)

さらに、これら道具の最終的なパッキング方法を下の記事で紹介しています👇
ふかせ釣りに必要な道具のパッキング方法

〇紹介する道具の全体イメージ

次に仕掛けについてですが、全体像が分かりやすいように、先にイメージ図を張っておきます。

〇道具一覧表

今回紹介する道具は下の表のようになります。

仕掛け関係の小道具は雑多ですが、どれかが欠けるとウキ釣りとしての機能が働かないこともあるので、頑張って一通りそろえて欲しい釣り具です。

仕掛け関係必要度備考
・ウキ止め糸通しウキ止め糸とセットで販売
・ウキ止め糸ウキ止め糸通しがあれば、持っておきたい
・シモリ玉 
・ウキ最初は1~2個。ゆくゆく種類を増やしたい
・潮受けゴムor からまん棒 
・サルカン 
・ガン玉(おもり) 
・ハリス 
・釣り針 
・ハサミ、ラインカッター 
・小物入れ箱 
・道具入れ用小バッカン 
・底取り用ゴム管重り 

◎:絶対必要 〇:必要 △:無くても有っても良い ×:ゆくゆく購入したい

〇各道具の紹介

・ウキ止め糸通し 必要度:◎

ウキを止めるウキ止め糸をミチイトに付けるための補助具です。

ウキ止め糸とセットで販売されていますが、捨てずに持っておきましょう。


プロマリン(PRO MARINE) ウキ止め糸 小 AGV115-小 S

・ウキ止め糸 必要度:△

ウキ止め糸通しがあれば、ウキ止めをミチイトに取付け可能なので、ウキ止め糸単体で持っておきたいです。


ナカジマ ウキ止めの糸徳用 M

ただ、ミチイトへの取り付け方が難しいので、最初の内は糸通しとウキ止め糸のセットを買っておくといいでしょう。

・シモリ玉 必要度:◎

ウキ止め糸とウキの間に入れる穴の空いた玉です。これは、繰り返し使えますので、釣り後捨てないようにしましょう。色々サイズがありますが、小か小小くらいが妥当です。


セイコー(SEIKO) テーパー式シモリ玉 小

・ウキ 必要度:◎

ウキについては、この釣りでキモになる道具です。そして、いいウキは高価です。それを多種類揃えていく必要がある上、ロストすると再購入が必要になるので、コストが非常にかかります。

まずは、玉ウキのB、または棒ウキのB1つの購入からスタートしましょう。ちなみに、このBというのは浮力を表します。

チヌ用のウキは浮力別に0,B、2B、3B、0.5号、1号・・・といった具合で販売されています。徐々に他のウキを揃えて行けばいいと思います。

おすすめの玉ウキ

僕がチヌ用の最初に購入する玉ウキとして紹介するなら、キザクラさんの黒魂 Switch Bをおすすめします。

チヌ用としては標準的な下部が太目のすんぐりした形ですが、自重があるので結構遠投もでき、視認性もいいです。70~80m先でも見えるくらいです。


キザクラ(kizakura) IDR 黒魂 Switch B オレンジ

太いため、冬場や春先の渋いあたりが取りにくいという欠点はありますが、初夏~晩秋まではこのウキ1つでチヌ釣り可能です。

おすすめの棒ウキ

棒ウキの場合は玉ウキよりも大きいため、浮力も強く1号以上が一般的です。ですが、1号以上の浮力だと、浮力が強すぎチヌの繊細なあたりを捉えにくいです。

そこで、少し高いのですが、浮力Bの特殊な棒ウキ、ダイワさんの「ベガスティックタフロング」を紹介しておきます。このウキは浮力が一般的な棒ウキよりも弱く、また非常に長いウキなので、感度がすごくいいです。また、自重も重めに作っているので、かなり遠投もできます。


ダイワ(DAIWA) ウキ ベガスティック タフ 遠投ロング(自立) B

・潮受けゴムor からまん棒 必要度:◎

ウキとサルカンの間に入れるゴムです。潮受けゴムのセットを買っておけば、OKです。


キザクラ(kizakura) クッションストッパー イエロー

口が小さなゴムを上下にピンに刺せば、からまん棒になります。

・サルカン(ミチイトとハリスの連結用) 必要度:◎

通常深瀬ではミチイトとハリスは直接結ぶ直結という接続方法が取られることが多いです。ただ、僕の経験上、直結よりサルカンで結んだ方が強く、切れ難いです。

ただ、普通の鉄サルカンだと、重さが仕掛けに乗ってしまい、浮力調整がややこしくなります。

そこで、僕はDUELさんのパワーノットサルカンで接続しています。このサルカンは樹脂でできているため、仕掛けに余分な重さが乗りません。また、樹脂と言っても強度があり、これを使いだしてから一度もサルカン部分が割れてばらすといったことはありません。値段もお手頃なのでおすすめです。


DUEL(デュエル) 磯・小物 TGパワーノットサルカン S IY H2519-IY-インパクトイエロー 磯釣り

・ガン玉(おもり)必要度:◎

ガン玉は浮力調整の重りため、ウキの浮力に合わせて何種類か持っておきます。例えば、ウキがBならガン玉Bを打ち、浮力調整でG6かG8を追加で打つといった具合です。

ガン玉自体はそんなに高くないので、何種類か買っておいた方がいいでしょう。


第一精工 釣り用オモリ ガン玉50円 3号 22038

・ハリス必要度:◎

ミチイトから下の仕掛けの糸になります。これもふかせ釣りで必須です。できれば、2種~3種類の号数を持っておくといいですが、最初は1.5号1種類くらいからスタートしましょう。

あたりが無い時などは、ハリスの号数を下げたり、逆に障害物が多くハリス切れが発生しやすい場所では、ハリスを太くしたりします。なので、ゆくゆくは1.2号、1.5号、1.7号くらいを揃えていきましょう。


DUEL(デュエル) フロロライン 1.5号 HDカーボン喰わせ50m 1.5号 クリアー H947

・釣り針 必要度:◎

チヌ狙いであれば、チヌ2号針1種類からスタートでOKです。だんだんとチヌ1号、3号、グレ針など他の種類や号数の釣り針を揃えていくといいでしょう。


がまかつ(Gamakatsu) チヌ(黒) フック 2号 釣り針

・ハサミ、ラインカッター 必要度:◎

ふかせ釣りは、釣り糸を切ったり結んだりする作業が多いため、ハサミまたはラインカッターは必須アイテムになります。


Booms Fishing FC2 ピンオンリール ラインカッター付き ブラック

・小物入れ箱

上記で紹介した小物を、中が区分けされたボックスに入れておくと、釣りの際取り出しやすく便利です。


メイホウ ミニケース FB-8

なお、小物入れ箱の蓋に必ず入っているものの名前をテプラなどで明示しておきましょう。

釣り針入れ👇

僕は釣り針用とガン玉用、サルカン、潮受けゴムなどの小物用の3個を用意しています。

小物、ガン玉入れ👇

・底取り用ゴム管重り 必要度:◎

チヌを釣る時のタナ(ウキ止めから釣り針までの長さ)は基本的に底になるように設定します。

このタナ調整は、釣り針にゴム管重りを刺した状態で、仕掛けを海に投入します。タナが浅いとウキが沈み、タナが深いとウキ止め糸がウキまで達しませんので、ウキ止めの位置を調整してタナを底に合わせます。

このゴム管重りがないと、底取りができないので、これも必須アイテムとなります。


第一精工 おもり ゴム管オモリ長型 1.5号 釣り

・道具入れ用小バッカン 必要度:〇

これらの小道具やリール、ナイフなどを入れて置ける箱が欲しいです。そこで僕の場合、マキエを入れるバッカンの少し小さい目のバッカンを小物入れ箱としています。

マキエ用のバッカンが40㎝なら、36㎝のバッカンにします。


プロマリン(PRO MARINE) EVAフタ付バッカン 36cm 色ランダム AEG201-36 ブラック・ホワイト・ブルー

行き帰り際、大きなバッカンの中に、小物入れ用の小さなバッカンを入れて持ち運びできるので、荷物がコンパクトにまとまります。

写真は2段収納がわかりやすいように少し浮かせて撮影しています。実際は中のバッカンがすっぽり外のバッカンに入ります。

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