鰯浜 チヌふかせ釣り リベンジ 少し達成

釣行日:2021年9月12日 場所:兵庫県相生市鰯浜 釣法:ふかせ釣り

〇鰯浜リベンジ

2週間前の2021年8月28日に、兵庫県相生市の鰯浜へチヌふかせ釣りに行きましたが、まさかのボウズを食らってしまいました。今回はそのリベンジです!

前回の釣り日誌はこちらから👇

2021.08.28 鰯浜 チヌふかせ釣り  魚影は濃いが釣れず

1週間前はこの鰯浜リベンジをするため、高砂港で玉ウキの練習もしてきました。👇

2021.09.08 高砂港 チヌふかせ まだまだ釣れるチヌ

チヌであれば、1匹で良い・・・。そのつもりで挑んだ鰯浜釣行です。

〇何とかチヌ1匹

結果的にはチヌ33㎝を1枚釣りました!それも、納竿の30分前というぎりぎりのタイミングです。

型は小さいのですが、本当にうれしかったです。手にした瞬間涙が出そうになりました!

持てる限りの知恵を絞り、工夫を凝らし、ウキを変えサシエを変え、あれこれやった上にようやく釣れた1匹。その1匹は自分の中で価値の高い1匹であり、感動が強いです。

〇鰯浜の説明

2週間前の鰯浜釣行の記事にも書きましたが、この界隈は牡蛎の養殖で有名な土地です。

その牡蛎をエサにしているチヌも大変美味です。ただ、チヌを釣ることが本当に難しい場所でもあります。

今回は、よりチヌが多くいそうなテトラ帯で竿を出すことにしました。風も背側からなので、海も凪いでおり、よりHIT率があがるだろうと判断したからです。

ただ、この場所でボラや大型のチヌを掛けると、テトラに糸が擦れ、ばらしてしまう可能性が上がるので、非常に魚を確保しにくい釣り座でもあります。

ただ、テトラずれに対策でハリスを太くすると、ここのすれたチヌがなかなかサシエを食いません。魚を取る方に重点を置くか、食わせる方に重点を置くか、この辺の判断がキモになってきます。

〇釣り状況

前回の鰯浜釣行の際、あまたに沸いてくるボラにマキエを全て食われているような気がしました。

それは、池にエサを撒くと鯉がバチャバチャと集まってエサを食べる、そんな光景に似ています。これにより、底に潜んでいるチヌまで、マキエが届いていないように思いました。

その反省点として、硬くて噛み切り難いオキアミボイルと、集魚剤を混ぜたものをマキエとして使用します(前回は生オキアミを使用)。

ボイルは撒くと浮いてしまうものがあるので、家で事前に食塩をまぶしたボイルを用意しました。また、バッカンに入れるなり海水を入れ、さらに塩分を馴染ませます。

サシエは、生オキアミ、オキアミボイル、コーン、ネリエ2種(高集魚レッドとエサもちイエロー)をローテーションして使用します。

仕掛けは前回棒ウキで全くあたりが取れなかったので、朝まずめ中は高感度の玉ウキのBからスタートします。ここは4~5ヒロの深さですが、タナ3ヒロに設定します。これは朝まずめで浮いている(と言っても底から1ヒロだけですが)チヌが食っていることを想定してです。

また、ハリスも1.2号(細目)からスタートです。まずは食わせること、あたりを取ることを優先させた仕掛け設定です。

この食わせ、あたり取り優先の仕掛け設定のおかげで、エサ取りが序盤にバンバンかかりました。

フグ、ガシラ、キュウセンベラ、コッパグレ。

特にフグがひどく針ごとサシエがなくなることが、多々発生。ハリスが細いことも原因でしょうが、その度にハリを結びつけます。

まあしかし、この高感度タイプのウキはあたりがわかりやすいです。ただ、糸を通す内径が細いので、なかなかタナが取れるまで時間がかかってしまう(ウキの内径穴に糸が通っていくのが遅い)のが難点です。


DUEL(デュエル) フカセウキ TGピースマスター 感度 00 PG 自重:5.9g G1330-PG-ピースグリーン 磯釣り

そのため、3ヒロ以上の深ダナにすると、途中でサシエがエサ取りに気が付かないうちに取られてしまうので、僕は深さ3ヒロまではこの高感度ウキを使用し、それ以上の深さでは遠投タイプを使用しています。


DUEL(デュエル) フカセウキ TGピースマスター 遠投 M 0 SO 自重:10.8g G1324-SO-シャイニングオレンジ 磯釣り

そうこうしている内に10時なり、チヌも浮いていないと判断し、タナを底付近にするため、ウキを遠投タイプの2Bに変更します。また、フグにハリを10個以上取られているので、ハリスを1.5号に変更します。

また、この時間からボラが池の鯉のように沸いてきました。ボラを掛けること3回、釣りあげること1回、ボラのすさまじい攻撃を我慢しひたすら続けます。

昼になり、釣れない時間帯に入りました。通常昼は魚があまりエサを食わない時間帯のため、嫌厭されますが、実はこの時間が狙い目です。

というのも、ボラの活動が鈍り、猛アタックが弱まるためです。底まで効かせるマキエ量が上がることで、チヌが多く寄って来るはずです。

また、この日は昼14時頃満潮になります。不思議と満潮の潮が緩くなる時間帯にチヌが釣れる傾向があります。このチャンスタイムに、何とかしてチヌをHITさせたい所です。

そして、朝釣りを開始してから、5時間半。独特の竿を叩く引きの魚がHIT!間違いなくチヌです!

サイズは少し小さい目ですが、絶対逃がせません。ここはテトラがあるので、ハリスがテトラに当たら無いよう、慎重に竿を操作します。上げたのは33㎝の「ザ・鰯浜のチヌ」!

感想を一言でいうと「感無量」です(/ω\)。前回と今回の午前中合わせてほぼ2釣行分の時間をついやしての1枚だからです。

そして、確認のためチヌに鼻を近づけてくんかくんか。なんとも胸のすく香りがします!←あまり人前ですると、変態に思われますので注意です(笑)。

やはり、ここのチヌは泥臭い感じが無く、新鮮な魚の臭い(それも胸をすくような香り)がします。帰ってから捌いて食べるのが待ち遠しいです。

〇リベンジは続く

結局この1匹でこの日は終了しました。とりあえずリベンジは達成できたかなと思い、帰る準備をしていると、目の前を50㎝オーバーのチヌが、一瞬現れ目の前をよぎっていきました。

そして、僕と目が合うと、スッーと深場に泳いでいくのでありました・・・(これ実話です、嘘ついていません)。

というわけで、まだリベンジ終わっていません!やはり、大型のチヌはうようよといます!最後に見た大きさのやつでなくても、40㎝オーバーが釣れるまで、しばらくここに通う決心をした僕でした。

一つ前の釣行日誌



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