目次
〇チヌふかせ釣りの実際の釣り場での実釣方法の基礎説明
防波堤などの釣り場に行き、実際にチヌふかせ釣りをするに当たり、準備→実釣→魚の活かし方→魚の〆め方→後片づけといった、作業を工程ごとに紹介していくシリーズです。
全般的な記事は下記リンク参照願います👇
また、釣り場での作業工程ごとに、下記リンクの記事を作成しています。
※クリックすると、各記事に飛びます
・釣り場での準備 |
・実釣基礎編(実際にチヌを釣る方法)前編 |
・実釣基礎編(実際にチヌを釣る方法)後編 |
・釣った魚の活かし方👈今回の記事 |
・魚の〆め方 |
・釣り後の後片づけ |
〇記事の項目
今回は釣った魚を、ストリンガーを使って活かして置く方法を紹介します。
なお、もし魚を持ち帰らないなら、弱らないうちにリリースをしてあげてください。
ちなみに、今回は釣った魚を持ち帰って、食べる方向けの記事になっています。
次回「魚の〆方」と合わせて、読んでもらえると、より理解が深まると思います。
〇活かして置く理由
まずは釣った魚を活かしておく理由を説明します。これは単純に、ファイト直後の魚は、身が疲労しているためです。しばらく、活かして置くと、この身の疲労が取れ、身がふっくら、しっとりしてより美味しくなります。
この方法は、漁師さんが、船の生簀に釣った魚を一晩生きたまま入れて置き、翌朝〆めるという、「活け越し」を参考にしています。
釣った直後の魚は、いわば筋トレ直後のボディービルダーのような状態です。
釣られたストレスもあり、チヌであれば、体色が白っぽくなっています。
さすがに釣り人が一晩活かしておくことはできませんが、海の中に2~3時間、生きたまま泳がせて置くだけで、チヌの本来の体色なります。
マダイであれば、釣った直後の白っぽい体色から、鮮やかなマダイの桜色に戻ったりします。
また、釣りの最中(地合いの時などは特に)釣って直ぐに、ストリンガーを付けて海に放り込んでおき、また釣りに復帰できるという、時間的なメリットがあります。釣った都度〆めておくのは、時間的にもったいない気がします。
活かして置いた魚は、釣り終了後片づけの最中に一気に〆めると、効率もいいです。ただし、針を飲んで弱っていたり、夏場海が熱すぎて海に漬けておくと弱ってしまう様な環境であれば、すぐに活〆めした方が良いです。
〇活かし方
では、実際に活かして置く方法ですが、波止場で釣りをする場合は、ストリンガーを魚の口に付けて、海に放り込んで泳がせて置く方法が簡単でいいです。
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磯や波の荒い場所では、活かしている魚が波にもまれて、死んでしまうケースもあるので、そのような釣り場では、フィッシュバッカンで活かしておくことをお勧めします。
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〇ストリンガーとロープ
ストリンガーを1つ,ロープで連結している状態で釣り場に持って行きます。
そして、2匹目以降に付けるストリンガーは、カナビラなどでまとめて置くといいでしょう。
〇ストリンガーを付ける
まず、1匹目が釣れたら、ストリンガーを魚の口の下に通し、先端をロックします。
ここは骨が無い部分なので、強めに刺せば、貫通します。
次にストリンガーの反対側(ロープにくっついている方)のガイドが止まっていることを確認します。これを忘れると当たり前ですが、ロープから金具が外れて魚が脱走してしまいます。
後は、魚を海に放り込んでおきます。
〇ロープの端をクーラーなどにくくる
潮の干潮を計算して、ロープを十分な長さ伸ばしておきます。
もし、満潮時にこの作業をした場合、魚がギリギリ水面に付く位のロープ長さだと、どんどん潮位が下がって、気づくと魚が水面上に持ち上げられて、気づくと死んでいたりします(経験談)。
なので、ロープの長さには十分注意しましょう。
そして、ロープの端っこを、クーラーの持ち手や、テトラ―の突起などに、忘れずに括り付けます。
当たり前ですが、これを忘れると、ロープごと流されてしまいます。
〇2匹目以降について
2匹目以降はストリンガーを口に付ける作業は1匹目と同じです。
ストリンガーを付けたら、口と反対側のフックをロープにかけて、ロックします。
あとは、海に放り込んでおくだけです。
この要領で、3匹目以降も放り込んでおきます。
すると、1匹目のストリンガーがストッパーとなり、2匹目以降のストリンガーがすり落ちることはありません。
〇まとめ
こんな感じで釣ったそばから、どんどんストリンガーを付けて、海に放り込んでおきます。この方法なら、都度〆める必要もなく、また活かし置きもできるので一石二鳥の方法になります。
ただこの方法は、数が釣れ過ぎると、最後引き上げる時が重たくて仕方がありません。
下手すると、ロープが切れてしまう危険性もあります。
なので、釣れすぎる場合は、2時間くらい活かせたら、何匹か〆めてクーラーに入れて置くのも手かも知れません。
簡単ですが、活かし方の説明を記事にしました。他にもスカリを使って活かして置く方法もあります。色々と自分に合った方法を模索して見てください。
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それでは、今回はこの辺で…。