マダイふかせ釣り講座 #4-2マダイふかせ用の道具の紹介 ウキの紹介

〇マダイは沖の深い場所を狙う

マダイを釣るためには、沖の深い場所にサシエを送り込むことが、重要になります。そのため、ド遠投だったり、早潮に乗せて100m以上流したりと、近距離を狙う通常のふかせとは、異なる方法での攻めが有効だったりします。

沖の深い場所にいるマダイ👇

そのため、遠投性に優れ、かつ遠くでもあたりがわかる、視認性の良いウキを使う必要があります。

そこで、今回は筆者がおすすめする、マダイふかせに持って来いのウキを、いくつか紹介して行きます。



〇ド遠投用ではウキは大きく重いものを使う

さて、いきなりド遠投と書いていますが、足元からガンガン早い潮が流れる釣り場では、ド遠投する必要はありません。

しかしながら、このような足元から早い潮が流れているような、釣り人にとって都合のいい釣り場には、なかなか出会えません。

足元を早潮がかすめて沖に流れるような釣り場👇

筆者の経験上、早い潮が流れる場所のほとんどは、30m程の沖合で早い潮が流れていることが多いです。そのため、その潮に仕掛けを乗せるために、ド遠投が必要になってくるのです。

ド遠投が必要な釣り場イメージ例👇

ちなみに、筆者の言うド遠投は、30m以上の距離と設定します(ふかせ釣りだと、かなりの遠距離です)。

さて、このド遠投をするために、最も重要なアイテムとは?そう、ウキです。

マダイ用のウキとして大事な要素は重いことと、大きくて視認性がいいという、2点です。

  • 重いウキのメリット

ウキが重いということは、軽く竿を振っても、遠くに飛ばせます。そうすると、思いっきり竿を振らないと、飛ばない軽いウキより、軽く竿を振っても遠くに飛ぶので楽にですし、サシエが外れ難いというメリットもあります。

  • ウキを大きくするメリット

ウキを大きくすると、ド遠投+沖の本流を流す場合、どんどんウキが流されて、遠くに行くので、小さく見え難くなっていきます。そのため、少しでもウキが大きいと、遠くに行っても、ギリギリ見えるようになります。

  • デメリット

単純に、魚がサシエを喰った時、ウキの抵抗感が大きくなるので、食い込みが悪く、あたりの感度が悪くなります。グレやチヌではすぐサシエを離してしまうでしょう。

ただ、マダイの場合は、グレやチヌとあたりが異なり、ものすごい勢いでサシエを咥えて泳いでいきます。

なので、ウキが巨大でも、浮力が強くても問題ありません。また、ウキが見えない距離まで流した場合や、ウキを沈ませた場合でも、ミチイトの走りだけで、十分あたりがとれます。そのため、この浮力と形が大きなウキが、マダイふかせに持って来いなのです。

ミチイトの走り動画👇



〇マダイふかせ用ド遠投ウキの紹介

さて、マダイふかせ用のウキに求める特性を説明したところで、いよいよ筆者おすすめのマダイふかせ用ウキを紹介していきます。

ちなみに、マダイ釣りの場合、深いタナを攻めるため、筆者は浮力2B、3B、0.5号といった浮力強め(重りが重め)のウキを使います。特にメインで使っているのは3B浮力のウキなので、以下紹介するウキは、3Bのものとさせていただきます。

  • 黒魂KING 3B 外径31.5×高さ34.3㎜ 重さ17.7g

この黒魂KINGは、大きさより重さを重視しているウキです。なんと3Bで17.7gもあります。ちょい大きめのホディに、17.7gの重量がぎゅっと詰まった重量感のある1品です。

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重さがあるので、非常によく飛びます。また、そこまで大きくないので、強風でもあおられ難い特徴があります。

  • 黒魂ACE 3B 外径32.1×高さ 32.3㎜ 重さ17.3g

このウキは大きさ重視の1品ですね。前述のKINGに比べると、重さが0.4g軽く、逆に径が1㎜程大きく作られています。

👇黒魂ACE

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このウキなら、70mくらい先でも、ぎりぎり波間に漂う姿が見えるでしょう。そして、波間に消し込んで、「あれ、ウキが消えたなー」と思っていたら、竿先にひったくる様な強烈なあたりが来て、ファイト開始・・・。そんな釣り方ができるウキです。

〇まとめ

今回はド遠投+流し釣法が、マダイふかせでは有効な釣法であること、この釣り方に必要なウキの特性、そしてお勧めのウキの紹介をしていきました。

もちろん、この釣法やウキでなくても、マダイを狙うことはできると思いますが、筆者の経験上、マダイを専門に狙うのであれば…」、といった前提で今回の解説をしました。役に立ててもらえると嬉しいです。

それでは、今回はこの辺で・・・。

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